航空機騒音(羽田空港を発着とする民間航空機)について
更新日:2020年3月29日
羽田空港の飛行ルートについて
羽田空港再拡張事業
羽田空港は、国内航空需要の増大が見込まれる中、既にその能力が限界に達していましたが、利用者の利便性の向上を図るために、新たに4本目の滑走路(D滑走路)を整備し、平成22年10月に供用を開始しました。
D滑走路の供用開始に伴い、着陸飛行ルートの変更が行われ、4つの飛行ルートの内の1つに鎌ケ谷市上空付近を通過するルートが設定されました。
鎌ケ谷市上空付近の着陸ルート
羽田空港の発着飛行ルートについては、羽田空港周辺の風向き、天候及び視界の状況等に応じて、北風好天時、北風好天時以外、南風好天時、南風悪天時という4つの区分により飛行することになっています。
このうち、鎌ケ谷市に影響のある飛行ルートは、南風悪天時における着陸機によるもので、国によると、鎌ケ谷市の上空付近を通過する南風悪天時における運用は、羽田空港周辺において南風が吹いており、かつ、東京湾上空から着陸滑走路を視認できない場合や、積乱雲などの障害が発生している場合にのみ使用され、想定運用比率は、羽田空港の着陸飛行ルート全体の運用率の約3%と設定されています。
羽田空港再拡張後の詳細な飛行ルート等については下記をご覧下さい。
鎌ケ谷市の対応について
市民の方から羽田空港の離着陸機による騒音に関するお問い合わせがあった場合、騒音の状況などをお聞きし、すみやかに国土交通省東京航空局に対し、改善要望を報告しています。
また、鎌ケ谷市は、「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」の構成員となっており、当協議会の中で、千葉県及び関係する25市町を協議して、騒音軽減等に向けて、国に改善要望を行っています。
「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」について
鎌ケ谷市は、平成22年10月のD滑走路の供用開始に伴い、鎌ケ谷市上空付近を通過する着陸飛行ルートに設定されたことから、平成21年度に、羽田空港の再拡張事業により発生する課題等について、県と関係市町村で情報共有し、騒音軽減等に向けて協議を行うことを目的とした「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」の構成員となりました。
当協議会では、国土交通省東京航空局の職員を招き、定期協議を年2回開催しており、鎌ケ谷市も出席し、航空機騒音に対する苦情発生状況の報告を行うとともに、騒音軽減策について、要望を行っています。
航空機騒音の関する環境基準について
航空機から発生する騒音については、環境基準が定められています。
航空機騒音に係る環境基準は、地域の類型ごとに適用される基準値が設定され、類型を当てはめる地域の指定は都道府県知事が行うこととされています。
詳細は、
をご覧下さい。航空機騒音の測定結果について
- 国の測定結果
鎌ケ谷市に近い固定局(市川市曽谷)の測定結果
【備考】PDFファイル11ページ目に掲載されています - 県の測定結果
国のお問い合わせ先について
ご本人から騒音に関する改善を国へ直接要望していただくことも重要となりますので、国のお問い合わせ先についても下記のとおりお知らせします。
国土交通省 東京航空局
東京空港事務所 環境・地域振興課
電話:03-5757-3032
平日 午前8時30分から午後6時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び年末年始を除く)
Eメール info@franomo.mlit.go.jp
問い合わせ
市民生活部 環境課 環境保全係
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎1階
電話:047-445-1229
ファクス:047-445-1400