平成30年度 鎌ケ谷市市民意識調査 調査結果報告
更新日:2019年6月1日
市民意識調査は、市民の皆さんの声を今後のまちづくりに反映することを目的に、5年ごとに実施しています。
昨年8月に実施した市民意識調査の調査結果がまとまりましたので、主な結果についてお知らせします。
調査概要
- 調査地域 鎌ケ谷市全域
- 調査対象 市内在住の18歳以上の市民
- 対象者数 3,000人
- 有効回収数 1,729件
- 有効回収率 57.6%
調査結果報告書
1 定住意識
「住み続けたい」と感じている市民は71.5%に増加
問 これからも鎌ケ谷市に住み続けたいと感じますか。(回答は1つ)
定住意識は、「住み続けたい(永住したい+当分の間、住みたい)」は一貫して増加傾向で、本調査では71.5%と7割強を占めています。一方、「移転を考えている(できれば移転したい+移転する)」は平成25年と同率で12.3%です。
【経年変化】
単位(%)
永住したい | 当分の間、住みたい | できれば移転したい | 移転する | わからない | 無回答 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平成20年 | 35.2 | 33.8 | 12.2 | 1.5 | 15.2 | 2.0 |
平成25年 | 29.2 | 42.2 | 10.8 | 1.5 | 12.7 | 3.7 |
平成30年 | 30.0 | 41.5 | 10.8 | 1.5 | 13.5 | 2.7 |
2 住みよさ意識
「住みよい」と感じている市民は56.3%に増加
問 鎌ケ谷市を住みよいところと感じますか。(回答は1つ)
住みよさ意識は、「住みよい(住みよい+まあ住みよい)」は一貫して増加傾向で、本調査では56.3%で5割台半ばを占めています。一方、「住みにくい(やや住みにくい+住みにくい)」は一貫して減少傾向にあり、本調査では12.6%です。
【経年変化】
単位(%)
住みよい | まあ住みよい | 普通 | やや住みにくい | 住みにくい | 無回答 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平成20年 | 14.1 | 31.2 | 36.5 | 12.6 | 4.4 | 1.2 |
平成25年 | 13.8 | 38.4 | 30.8 | 10.0 | 3.4 | 3.6 |
平成30年 | 15.8 | 40.5 | 28.5 | 8.3 | 4.3 | 2.5 |
3 鎌ケ谷らしさ
鎌ケ谷らしさを感じさせるものは「名産の梨や梨ワインなどのふるさと産品」が39.6%で最多
問 「鎌ケ谷らしさ」を感じさせ、愛着や誇りを持つことができるものは何ですか。(回答は2つ以内)
鎌ケ谷らしさを感じさせるものは、「名産の梨や梨ワインなどのふるさと産品」が39.6%で最も高く、約4割を占めており、次いで「ファイターズタウン鎌ケ谷」(29.2%)、「交通の便のよさ」(27.8%)、「豊かな自然」(20.3%)と続いています。
4 市の施策・サービスへの満足度・重要度
今後の重要度が高いとされた施策・サービスは「道路の整備」、「保健・医療の充実」、「地震などの防災対策」など
また、現在の満足度が低く、今後の重要度が高いとされた施策・サービスは、「道路の整備」、「魅力ある商店街づくり」、「駅周辺の整備」など
問 鎌ケ谷市の施策・サービスについて、「現在の満足度」と「今後の重要度」をどのようにお考えですか。(項目ごとに回答は1つずつ)
市の施策・サービスへの満足度が高い項目は、「ごみ・し尿処理対策」、「消防力の充実」、「新しい市街地の整備」、「コミュニティづくり」、「生涯学習の充実」と続いており、今後の重要度が高い項目は、「道路の整備」、「保健・医療の充実」、「地震などの防災対策」、「防犯対策」、「駅周辺の整備」と続いています。なお、現在の満足度が低く、今後の重要度が高いとされた施策・サービスは、「道路の整備」、「魅力ある商店街づくり」、「駅周辺の整備」、「交通安全対策」、「既成市街地の整備・再開発」などです。
- 現在の満足度が高いもの
- ごみ・し尿処理対策
- 消防力の充実
- 新しい市街地の整備
- コミュニティづくり
- 生涯学習の充実
- 今後の重要度が高いもの
- 道路の整備
- 保健・医療の充実
- 地震などの防災対策
- 防犯対策
- 駅周辺の整備
5 市政についての不満の有無
市政についての不満が「特にない人」は39.2%
問 市政について不満や納得できないことがありますか。(○は1つ)
市政についての不満が「特にない人」は39.2%で最も高く、約4割を占めており、不満が「ある人」の23.6%を上回っています。
6 子育て環境を整備するために必要な施策
必要とされる施策は「子どもの医療費助成などの経済的支援の充実」が48.3%で最多
問 子どもが健やかに育てられる環境を整備するために、どのような施策が必要だと思いますか。(○は主なものを3つ以内)
子育て環境を整備するために必要な施策は、「子どもの医療費助成などの経済的支援の充実」が48.3%で最も高く、5割弱を占めており、次いで「一時保育、延長保育などの多様な保育サービスの充実」(39.0%)、「待機児童解消に向けた保育サービスの拡充」(38.8%)と続いています。
7 小・中学校における教育環境の充実のために必要な施策
必要とされる施策は「いじめや不登校等への対応」が54.1%で最多
問 鎌ケ谷市の小・中学校における教育環境の充実のため、どのような施策が必要だと思いますか(○は主なもの3つ以内)
小・中学校における教育環境の充実に必要な施策は、「いじめや不登校等への対応」が54.1%で最も高く、5割台半ばを占めており、次いで「児童生徒に合わせた、きめ細やかな指導の充実(少人数教育指導教員・きらり先生など)」(41.5%)、「道徳教育の充実」(36.7%)と続いています。
8 児童虐待への対応
児童虐待を受けている子どもを見つけたときに、「通報できる」が54.5%。
また、通報できない理由は「通報してよい状態かどうか分からない」が81.5%で最多
問 近所で児童虐待を受けていると思われる子どもを見つけたとき、市役所や児童相談所、警察等に通報できますか。(○は1つ)
児童虐待を受けている子どもを見つけたとき、市役所や児童相談所、警察などに「通報できる」は54.5%で5割台半ばを占めており、次いで「分からない」(40.4%)、「通報できない」(3.8%)と続いています。
なお、「通報できない」、「分からない」と回答した理由は、「通報してよい状態かどうか分からない」が8割強を占めています。
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