更新日:2025年3月17日
肝炎とは、肝臓の細胞に炎症がおこり肝臓が壊れていく病気です。原因としては、ウイルス、アルコール、自己免疫等ありますが、日本においてはB型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルスの感染による肝炎がその多くを占めています。
肝炎ウイルスに感染したまま放置すると慢性肝炎から肝硬変、肝臓がんに進行することがあります。現在は、治療の副作用も減り、飲み薬で完治が期待できるようになりました。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、病気が重くなるまで自覚症状があらわれないケースが多くありますので、早期発見、早期治療につながるよう検診を受けましょう。
市の肝炎検査は、お申し込みが必要です。
対象者の年齢については令和8年3月31日(令和8年4月1日に誕生日を迎える方を含む)時点の年齢です。
検診名 | 肝炎ウイルス検診(個別検診のみ) |
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対象者 | 40歳以上で過去に未受診の方[備考1] |
検診内容 | B型およびC型肝炎の血液検査 |
検診場所 | 市内指定医療機関 |
検診間隔 | 1回のみ |
自己負担金 | 700円 |
検診を申し込んでから結果が分かるまでの大きな流れは下記の通りです。
令和7年度中に40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の年になる方は申し込み不要です。受診のご案内を送付いたします。
40歳以上で過去に検診を受けたことがない方は、申し込みが必要です。
第1回申し込み期間 | 令和7年1月15日(水曜日)から令和7年2月28日(金曜日)終了しました |
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第2回申し込み期間 | 令和7年3月1日(土曜日)から令和7年8月31日(日曜日) |
第3回申し込み期間 | 令和7年9月1日(月曜日)から令和7年11月30日(日曜日) |
[注意]第3回申し込み期間中は、子宮がん検診(個別)・肝炎ウイルス検診・胃内視鏡検査のみ申し込み可能です。
[備考1]定員に達した場合は、申し込み可能期間であっても申し込みを終了させていただくことがあります。
[備考2]年度内に他から転入された方は健康増進課までお問合せください。
(1)から(3)のいずれかの方法でお申し込みください。
次の各種検診申し込みフォームからお申し込み下さい。各種検診申し込みフォーム(外部サイト)
(スマートフォン用二次元コード)
送付先 | 〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市役所健康増進課予防係宛 |
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必要項目 |
1から5を明記し、切手を貼ってお送りください。 |
締切日 | 各回の申し込み最終日の消印まで有効 |
総合福祉保健センター1階にある健康増進課窓口まで直接お越しいただき、お申込みください。
[備考]受付時間は平日午前8時30分から午後5時まで
検診対象者 | 検診通知予定日 |
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40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の方 (申し込み不要) | 令和7年7月頃郵送にて送付 |
40歳以上で検診を申し込みされた方 | 令和7年4月頃郵送にて送付 |
下記対象者の方は、自己負担金が免除(無料)になります。
- | 自己負担金免除対象者 | 申請方法 |
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1 | 75歳以上の方 (令和8年3月31日時点) | 手続き不要 [備考]自己負担金免除の受診券と問診票が送付されます。 |
2 | 市民税非課税世帯(本人を含めた世帯全員の令和6年度分市民税が非課税)または生活保護世帯に属する方 | 事前の申請が必要 [備考]下記の方法で申請してください。 |
令和6年度分の市民税額を確認するにあたり、申請書(同意書)を記入する必要があります。
申請書(同意書)受領後課税状況を確認させていただき、自己負担金免除の条件に該当する方へ無料券を発行いたします。
1.電子申請 (ホームページから申請) |
(スマートフォン用二次元コード) | |
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2.窓口申請 | 総合福祉保健センター1階健康増進課窓口にて申請書記入 | |
3.郵送(はがき又は封書)申請 | 送付先 | 〒273-0195 鎌ケ谷市役所健康増進課予防係宛 |
必要項目 |
1から5をはがき又は便せんに明記し, |
肝炎ウイルスに感染している可能性が高いと判定された方は、現在肝炎ウイルスに感染しているか、過去に感染していたと考えられます。
肝炎にもいろいろな状態があり、それに合わせて行われる治療も異なります。
現在では早い時期に肝臓の状態を正確に把握することができ、適切な治療に結びつけば完治することが多くなりました。
ぜひ、精密検査でより詳しい検査をお受けください。
また千葉県では、肝炎ウイルス検査で陽性判定されたあと初めて受けた精密検査において、初回精密検査費用の助成を行っています。
助成を受けるにあたり、対象者や条件などがあります。
詳しくは千葉県のホームページをお読みください。千葉県ウイルス性肝炎患者等重症化予防推進事業(外部サイト)
肝炎に感染したことに気付かないまま時間が経過し、肝臓病を引き起こす可能性が高いB型肝炎やC形肝炎は、血液を介して感染します。
つまり感染している人と握手したり、隣の席に座ったり、食器を共有したり、一緒に入浴しても感染はしません。
感染を避けるためには、感染者の血液に触れないことが大切です。
具体的には日常生活において、次のことに注意しましょう。
歯ブラシ、カミソリなど他人の血液が付いている可能性のあるものを共用しない。
他の人の血液に触るときは、ゴム手袋を着ける。
注射器や注射針を共用して、非合法の薬物(覚せい剤、麻薬等)の注射をしない
入れ墨やピアスをするときは、清潔な器具であることを必ず確かめる。
よく知らない相手との性行為にはコンドームを使用する。
健康福祉部 健康増進課 予防係