更新日:2024年7月1日
市街化が進み、雨水が地下に浸透せずに川へ一気に流れ込むようになってきたことで、川はあふれやすくなり、床上・床下浸水や道路冠水などの被害がたびたび発生するようになりました。
その一方で、水源となる地下水や湧き水の量は減少し、川の水質悪化や地盤沈下の原因の一つになっています。
こうした現象を防ぐには、屋根に降った雨水を地中に染み込ませる「雨水浸透桝」の設置が有効です。新築・増改築をする際や、浸透桝が設置されていない住宅での設置をお願いします。
設置イメージ図
設置状況
皆様のご協力により雨水浸透桝の設置個数は、令和5年までに7,889個(令和5年度末調査)となっています。
雨水浸透桝の設置は下水道課の排水設備指定工事店などに依頼できますが、個人での設置も可能です。雨水浸透桝の設置手順(PDF:2,893KB)
急な傾斜地や地下水位が高い場所などは、雨水浸透桝の設置が不適切なため避けて下さい。
[参考]雨水浸透施設設置区域図(PDF:1,062KB)(詳細については下記までお問い合わせ下さい。)
都市建設部 道路河川整備課 治水係