士幌町交流事業
更新日:2024年1月12日
鎌ケ谷市が長年にわたり北海道河東郡士幌町と実施している士幌町交流事業をご紹介します。
士幌町交流事業は、鎌ケ谷市の児童・生徒が北海道河東郡士幌町を訪問する「士幌町訪問」事業と士幌町立上居辺小学校児童が鎌ケ谷市を訪問する「鎌ケ谷市訪問」事業を隔年で行っています。
令和2年度から令和4年度の3年間は新型コロナウイルス感染症の影響により、交流を中止しておりましたが、令和5年度は3年ぶりということで8月に「士幌町訪問」事業、11月に「鎌ケ谷市訪問」事業を実施しました。
「士幌町訪問」事業では、市内在住の小学5年生から中学3年生を対象に20名程度が参加しています。鎌ケ谷市では経験しがたい広大な大地での農業体験や現地の方との交流を通して、広い視野と社会性を養い、併せて自分の住む町を見つめなおすことで、ふるさと意識を持つことを目的としています。鎌ケ谷に戻るころには、一回り成長した姿になりとても感慨深いものがあります。興味のある方はぜひご参加ください。
「鎌ケ谷市訪問」事業では、士幌町立上居辺小学校高学年児童が当市を訪問します。当市の子ども達と交流を深めることにより社会性を養うとともに、さまざまな体験を通して豊かな人間性を培い広い視野を持ち、ふるさと意識の醸成を図ることを目的としています。
概要
士幌町交流事業「鎌ケ谷市訪問」
令和5年度は11月に2泊3日の行程で上居辺小学校の5・6年生児童が本市を訪れました。本市との交流は2日間行い、1日目は市長、教育長表敬訪問、南部小学校交流、市内企業見学を行いました。南部小学校では、児童自らが企画した歓迎会やレクリエーションを通してお互いの地域のことを知り、心の距離が縮まるような心温まる交流の場となりました。午後には、新京成電鉄株式会社車両基地やファイターズ鎌ケ谷スタジアムを訪問し、普段見ることのできない施設を見学するなどして、充実した1日となりました。2日目は、8月に上居辺小学校を訪問した児童・生徒とともに施設見学を行い、より一層交流を深めました。
南部小学校交流の様子
市長、教育長表敬訪問の様子
新京成電鉄株式会社の車両基地見学の様子
ファイターズ鎌ケ谷スタジアム場内見学の様子
士幌町交流事業「士幌町訪問」
令和5年度は8月に2泊3日の行程で鎌ケ谷市の小中学生が北海道河東郡士幌町を訪問しました。1日目は、士幌町教育委員会表敬訪問、士幌町立上居辺小学校交流会を行いました。交流会では、お互いの自己紹介をした後、夕食を一緒に食べて交流を深めました。2日目は、牛舎の見学、十勝平野眺望見学、ベアウォッチングを行いました。初めて見るヒグマの迫力や十勝平野の広さに驚いており、鎌ケ谷市では感じられない体験をできました。3日目は、上居辺小学校にてじゃがいもほり体験、バター作り、トラクター見学を行いました。初めてじゃがいもを掘る児童・生徒がほとんどで、土だらけになりながら普段できない体験を思う存分楽しんでいました。また、収穫したじゃがいもは、手作りしたバターとともにじゃがバターとして食べました。自分で収穫したものを食べる達成感や農業、食事へのありがたみを感じられる貴重な機会となりました。最後に3日間一緒に過ごした上居辺小学校の皆さんに感謝をお伝えし、お別れしました。
上居辺小学校対面式の様子
牛舎見学の様子
じゃがいも堀りの様子
トラクター見学
士幌町の紹介
士幌町について
士幌町は北海道十勝地方の北部に位置する農畜産業のまちです。
その特徴は「牛とじゃがいも」。
総面積の約60%が農用地で見渡せば一面の畑があり、人口6,000人に対して牛80,000頭と町民よりも牛が多くいます。
見ても、食べても魅力を感じられる、自然の恵みがたくさん詰まったまちです。
士幌町ホームページ
士幌町公式Facebook
士幌町教育委員会は、本事業を次のように位置づけています
(広報しほろ2023年9月より抜粋)
「上居辺小学校と鎌ケ谷市の小中学生との間で双方の土地を訪問し、士幌町と鎌ケ谷市を繋ぐ大切な事業となっています」
なお、両事業は実行委員会形式で運営を行っており、学校関係者、地域関係者のご協力のもと実施しております。
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