平成29年3月 市長定例記者会見
更新日:2018年6月25日
期日:平成29年2月22日(水曜日)
時間:午前10時から
会場:総合福祉保健センター4階 会議室
1.平成29年度 鎌ケ谷市予算のポイント
“民間保育所の誘致や児童数増加に対応した校舎増設(22年ぶり)など
子育て世代にやさしい街づくりに重点化
さらなる人口増加を目指して「総合戦略」を推進”
予算規模
(1) 一般会計:331億7,000万円
(対前年度比:額で5億3,000万円、率で1.6%の減)
(2) 特別会計:238億7,100万円
(対前年度比:額で800万円、率で0.03%の減)
【平成29年度予算の状況】
「子どもからお年寄りまで、ずっと住み続けたい街」をめざして
29年度は、人口増への取り組みとして、27から28年度までに達成した待機児童ゼロを継続するための民間保育所(2カ所)の誘致や児童数増加に対応するための五本松小学校への校舎増設などを実施し、また、地域包括ケア推進のため医療と介護の連携を推進するなど、次のとおり様々な分野において事業を行い、「子どもからお年寄りまで、ずっと住み続けたい街」を目指します。
子育て世代にやさしい街づくり
民間保育所整備助成事業【2億3,074万円】
27から28年度までに達成した待機児童ゼロを継続するため、民間保育所2カ所((1)定員90名・29年度開園予定、(2)定員60名・30年度開園予定)を誘致し、整備費等を補助します。
地域型保育整備助成事業【4,801万円】
小規模保育事業所を誘致するため、新施設2カ所(定員19名×2園、30年4月開園予定)を公募し、整備費を補助します。
放課後児童クラブ施設の整備・改修【1億7,042万円】
小学生の放課後環境の充実を図るため、中部小学校の放課後児童クラブ施設の建替えを行い、定員を増加します。また、初富小学校放課後児童クラブ室改修工事を行います。
五本松小学校校舎の増設【3億769万円】
五本松小学校における児童数の増加に対応するため、22年ぶりに校舎の増設工事を行い、普通教室4教室、図書室、音楽室を整備します。
小学校トイレの全て洋式化に向けた実施設計及び改修工事の実施【7,998万円】
市内9校の小学校のトイレを順次洋式化するため、改修に向けた実施設計及び改修工事を行います。
地震・災害に強い街づくり
市庁舎免震改修事業【2億2,980万円】
26年度から29年度までの4カ年をかけた、公共施設は県内初となる市庁舎免震改修が完了します。
これにより市内の全公共施設の耐震化が完了します。
自主防災組織資器材の整備【943万円】
地域における防災対策の充実を図るため、自主防災組織に対して活動用資器材(消火器、担架、救急薬品など)を交付します。
二和川(馬込沢地区)の拡幅及びバイパス整備事業【2億9,275万円】
治水対策を強化するため、バイパス整備工事などを実施します。
南初富二丁目雨水貯留池整備事業【4,175万円】
浸水被害を軽減するため、南初富二丁目に雨水貯留池を新たに整備します。
高齢者が安心して暮らせる街づくり
地域包括ケアの推進【454万円】
高齢者が、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域の包括的な支援やサービスの提供体制(地域包括ケアシステム)を構築するため、医療介護白書の作成や在宅医療・介護連携を推進します。
老人憩の家の運営委託及び設置拡充【306万円】
生きがいのある老後生活が営めるよう地域に指定している老人憩の家について、29年度中に新たに2カ所指定し、現行の7カ所から9カ所に拡充します。
文化・スポーツの振興と緑あふれる街づくり
きらりホールでの各種芸術文化鑑賞機会の提供【977万円】
平成26年4月にオープンしたきらりホールにおいて、各種芸術文化のイベントを実施します。
なお、28年度に実施して好評を博したイベントは、きらり浅草漫才、市民創作ミュージカル、歌舞伎などです。
北海道日本ハムファイターズとの連携強化事業【557万円】
北海道日本ハムファイターズのOB選手等を講師として迎え、児童生徒を対象とした野球教室や、軽スポーツを通じた交流会を実施し、鎌ケ谷ランフェスタ開催に係る負担金を支出します。
また、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムが20周年となるため、記念事業を実施します。
桜×鎌ケ谷=魅力アップ事業【515万円】
新鎌ケ谷駅周辺から市制記念公園周辺までの桜ゾーンについて、市民参加により桜を植樹し、回遊性を生み出し賑わいを創出します。
にぎわいの創出と未来を見据えた街づくり
創業支援事業及びコミュニティ・ベンチャービジネス事業補助金活用促進事業【771万円】
専門的なノウハウを有する事業者へ創業支援事業企画運営委託を行い、経営等に必要となる知識の習得のためのセミナーや個別相談会を実施し、また、コミュニティビジネス事業及びベンチャービジネス事業を実施する事業者に補助金を交付します。
空き店舗活用事業【500万円】
市内の空き店舗を解消し、商店街の賑わいを創出するため、事業者が実施する店舗改装の費用を補助します。
農産物のブランド育成に向けたPR活動【673万円】
農産物のブランド化を図るため、農産物認定農家・生産団体認定の推進を図るとともに、鎌ケ谷市マスコットキャラクター「かまたん」や、空港を活用したPR活動を行います。
新京成線連続立体交差事業【5億1,409万円】
県が実施する新京成線の連続立体交差事業(初富駅、新鎌ケ谷駅、北初富駅の区画で、延長3,257メートル)に対して、地元負担金を支出します。29年度中に下り線(京成津田沼方面)が高架上の線路での運行を開始する予定です。
空家等対策事業【1,374万円】
空家等に関する正確な情報を把握するため、空家等の実態調査に着手し、鎌ケ谷市空家等対策計画の策定を行います。
新鎌ケ谷地区の都市計画道路整備【9,947万円】
新鎌ケ谷地区とその西側の連携を図り、新鎌ケ谷地区の発生集中交通を円滑に処理するため、都市計画道路の整備に向けて用地取得を行います。
問い合わせ
企画財政課長(狩谷) 電話:047-445-1141(内線)309
2.結婚記念証、誕生記念証の交付事業及び記念撮影コーナーについて
目的
結婚や子育てを応援する街をPRし、流入人口の増加及び定住化を図ることを目的として、鎌ケ谷市に婚姻届を提出した夫婦に結婚記念証を、出生届を提出した親と新生児に誕生記念証の交付を行っています。
また、婚姻届や出生届を提出しに来庁した皆さんのために記念撮影コーナーを設置しています。
事業の概要
平成28年2月1日から記念証の交付や記念撮影コーナーの設置を始めました。市民の方々には大変好評です。
結婚記念証・誕生記念証(PDF:169KB)
台紙のデザインは、(1)梨の果実 (2)梨の花 (3)かまたん (4)カビー・ザ・ベアー(北海道日本ハムファイターズ) (5)新京成線車両 (6)北総線車両の6種類用意しています。
新婚の夫婦や新生児の親からの申請を受け、(1)から(6)のうち一つを作成し、短時間で交付しています。
記念撮影コーナー(PDF:347KB)
市役所1階 市民課前に設置してある記念撮影コーナーの背景パネルは、幸せいっぱいのピンク色を主体とし、かまたんを取り入れたデザインです。
また、婚姻届用と出生届用の記念ボードも用意しています。
実績
平成28年2月1日から平成28年12月31日までの実績は次のとおりです。
結婚記念証・誕生記念証の実績
記念撮影コーナーの実績
休日や夜間に婚姻届を提出に来庁した新婚の夫婦に喜んでご利用いただき好評です。
記念撮影した写真を、結婚報告用としてはがきに印刷して知人に知らせた旨を、市に連絡いただいたこともあります。
事業費
- 記念証印刷製本費(1枚30から40円まで) 180,000円
- 消耗品費(オリジナル封筒等) 18,000円
- 記念撮影コーナー設置委託費(パネル、ボード) 149,000円
問い合わせ
市民課長(田中) 電話:047-445-1141(内線)214
3.沖縄での市長トップセールスに伴うパネル展の開催について
北海道日本ハムファイターズを資源とする自治体との連携
市長トップセールスについて
本市の特産品である梨の知名度向上やブランドの確立のために、北海道日本ハムファイターズの春季キャンプにあわせ、ファイターズを地域資源とする沖縄県名護市(1軍キャンプ地が所在)及び国頭村(2軍キャンプ地が所在)において市長によるトップセールスを実施しました。
【備考】国の地方創生加速化交付金を活用して実施。
2月13日(月曜日)
- 札幌・名護交流会への出席
- 国頭販売店との打ち合わせ
2月14日(火曜日)
- 国頭村キャンプ地でのPRイベント(本市及び市特産品のPRブースの出店)
- 国頭村長への表敬訪問
- 国頭販売店への表敬訪問
2月15日(水曜日)
- 名護市キャンプ地でのPRイベント(本市及び市特産品のPRブースの出店)
- 北海道日本ハムファイターズ球団表敬訪問
- 名護市長への表敬訪問
- 名護販売店への表敬訪問
パネル展について
沖縄県名護市及び国頭村において実施した市長によるトップセールスの内容を紹介するパネル展を行います。
実施期間
2月27日(月曜日)から3月6日(月曜日)まで
実施場所
市役所1階 市民ホール
問い合わせ
商工振興課長(葛山) 電話:047-445-1141(内線)281
4.空家等の適正な管理について4月から市とシルバー人材センターが連携します
市は、公益社団法人鎌ヶ谷市シルバー人材センタ-と「空家等の適正な管理の推進に関する協定」を締結します。
目的
市と鎌ヶ谷市シルバー人材センターが相互に連携・協力し、空家等の適正な管理を進めることにより、空家等が放置され管理不全の状態となることを防止し、良好な生活環境の保全に貢献することを目的とします。
効果
遠隔地に居住している又は高齢である等の理由により、空家等の適正管理が難しい所有者等に、市が鎌ヶ谷市シルバー人材センターの空家の業務内容を紹介することで、空家等の適正な管理が可能となります。
また、高齢者の就労機会の拡大も期待されます。
市民への周知方法
広報かまがや平成29年3月15日号及び市ホ-ムペ-ジ等でお知らせします。
協定の内容
市が行う業務
- 空家等の所有者等に対し、鎌ヶ谷市シルバー人材センターの業務を紹介する。
- 鎌ヶ谷市シルバー人材センタ-が行う空家等の業務内容を広報かまがや及び市ホームページ等で紹介する。
鎌ヶ谷市シルバー人材センターが行う業務
- 空家等の見回り
- 除草
- 植木の剪定、枝下ろし
- 清掃
- 一部応急修理
- 一般作業、一般管理等
【備考】詳しくは、参考資料(PDF:223KB)をご覧ください。
【備考】鎌ヶ谷市シルバー人材センターではできないもの- 高所作業
- 建物等修理(一部応急修理を除く)
今後のスケジュ-ル
2月22日(水曜日)
協定の締結(調印式)
午後1時から市役所6階 第1・第2委員会室で実施
3月15日(水曜日)
広報かまがや3月15日号に記事を掲載
3月中
市ホームページに掲載
4月1日(土曜日)
業務開始
問い合わせ
建築住宅課長(浮ケ谷) 電話:047-445-1141(内線)425
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
問い合わせ
総務企画部 秘書広報課 広報広聴室
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階
電話:047-445-1088
ファクス:047-445-1193