家庭・学校
更新日:2024年3月14日
取り組み事業
早ね早起き朝ごはん食育講演会
事業概要
子どもの望ましい食習慣の確立や生活リズム向上を目指し、市内小学校5年生と中学1年生を対象に、朝ごはんや、食バランスの大切さについて講演を実施しました。
子ども自身が理解を深め、望ましい食習慣を実践できるよう支援しています。
目的
望ましい食習慣の確立と生活リズムの向上
対象
- 市内全小学校9校の小学5年生
- 市内中学校5校の中学1年生
実施時期
平成22年度から開始し、各校年に1回実施
講演に積極的に参加している中学生
マジックカードに夢中な小学生
小学校で講演をしている健康増進課職員
感想・成果
アンケートからは、早ね早起き朝ごはんの実践に加え、食事のバランスも意識しながら食事していきたいという声が多く、子どもたちの心に届いたという実感があります。
また併せて、噛むことの重要性について学ぶことができたという声も多くありました。
今後の取り組み
小中学生ともに朝食を毎日食べる割合が減少している現状から、朝食摂取ができるような環境づくりに関する内容も講演会に取り入れていく必要があると考えています。
学校給食における千産千消デーの実施
事業概要
学校給食に地場産物を活用することの重要性に鑑み、「千産千消デー」を設定し、地場産物を活用した学校給食を提供するとともに、それを生かした食育を推進します。
給食実施期間中の一日を「千産千消デー」と設定し、その日の献立の食材数ベースで30%以上になるよう地場産物ないしは県内農林水産物を活用しました。
地場産物を活かした学校給食
- 当日の献立
- ご飯
- 牛乳
- いわしのさんがフライ
- さつま芋のりんご酢煮
- 千葉県産野菜のみそ汁
- お米のムース
- 活用した地場産物
- 米、牛乳、いわし、さつま芋、りんご酢、人参、大根、長葱
感想・成果
平成26年度は、全食材数に対する地場産物(県内農林水産物)の割合は73%でした。地域の旬を意識して食材を集めたことが、多くの食材を地場産物で賄えることにつながったのだろうと思います。地域や旬を知るうえで、意義のある取り組みであったと思います。
今後の取り組み
今後も継続し、毎年1回は行う予定です。
PTA芋煮会
事業概要
学校バザーや祭り等で芋煮の提供を行い、みんなで食べることの楽しさを感じてもらいます。
感想・成果
たくさんの芋煮を楽しそうにみんなで食べることができました。みんなと食べる事で、とても楽しそうな子どもたちの笑顔がありました。
今後の取り組み
事業の継続及び子ども達も一緒に参加し、芋煮を作るということも検討しています。
Welcome Baby School
事業概要
マタニティライフを健やかに過ごし、今後の家族の健康づくりを考えるきっかけとするため、食生活を見直し、栄養、口腔ケアについて学び、友達づくりの場とすることを目指します。
詳しくは妊婦さんのための「welcome baby school」をご覧ください。
感想・成果
妊娠中の過ごし方や食事、口腔ケアの方法を伝えることで、普段の生活を振り返る良い機会となりました。参加者同士での情報交換や友達づくりの場としても重要な場となりました。
今後の取り組み
母親として自分の体を大切にし、生まれてくる子どもや家族の健康づくりへの関心を高めることができるよう今後も継続し、実施していきます。
離乳食教室
事業概要
- 4か月児をもつ保護者を対象に、子どものむし歯予防、離乳食の基本についての講話を行い、上手な離乳食の食べさせ方の実習を行っています。
- 7から8か月児を持つ保護者を対象に、発達状況に合わせた離乳食の調理方法や進め方について伝え、適切な食事を与えられるように支援します。
実際に保護者に離乳食の試食をしてもらうことで、大きさ、柔らかさや味付けを体験することができます。 - 専門的な講話を聞く以外にも、アシスタントとして参加している保険推進員などに、日頃から持つ心配事などを相談することもできます。
離乳食教室で作った試食メニュー「吉野煮」
豆腐、ツナ、小松菜、かぶを使用しています。ツナを入れることで旨みが出ます。
離乳食教室で作った試食メニュー「じゃがいもミルクポタージュ」
じゃが芋、人参、ブロッコリーを使用しています。最後にバターを入れることで、風味が増します。
感想・成果
生後7から8か月児を持つ保護者対象の離乳食教室では、離乳食中間地点での進行状況の確認を行うことができました。
仲間づくりもできるなど、安心して子育てができるよう支援しました。
今後の取り組み
一人ひとりの疑問や不安の解消の場となるよう、今後も継続して支援していきます。
フッ化物洗口
事業概要
国のフッ化物洗口ガイドラインを基に、幼稚園・保育園・小学校・中学校特別支援学級においてフッ化物洗口を行い、生涯むし歯になりにくい強い永久歯をつくるため、幼稚園・保育園では毎日法で週5回、小学校・中学校特別支援学級では週1回法で、施設においてフッ化物洗口を行います。
詳しくは「フッ化物洗口を実施しています」をご覧ください。
感想・成果
平成20年度からフッ化物洗口を実施しているモデル小学校の6年生は、実施していなかった他の小学校6年生に比べ、一人あたりのむし歯の本数が平成25年度には3分の1になりました。
今後の取り組み
平成26年度は、保育園・幼稚園・中学校特別支援学級に加え、全校小学1年生でフッ化物洗口を開始しました。
今後、毎年1学年ずつ実施学年を増加させ継続していきます。
歯科巡回指導
事業概要
歯や歯肉の健康を保ち、よく噛んでおいしく食べられる子どもを増やすため、幼稚園・保育園・小学校・中学校・のびのびルームや福祉作業施設において、健康な歯でよく噛んで食べられるよう、むし歯や歯肉炎予防についての講話や歯みがき実習を行い啓発します。
また、園児、学童、生徒、保護者、教職員に対して歯科保健意識の向上を図ります。
詳しくは「保育園・幼稚園・小学校の歯科巡回指導」をご覧ください。
感想・成果
鎌ケ谷市の子どものむし歯数は年々減少し、「12歳児の一人当たりの平均むし歯数」は、平成27年度には0.66本になりました。
今後の取り組み
近年では、「12歳児の一人当たりの平均むし歯数」が増えている年度も見られるため、引き続き幼稚園・保育園・小学校・中学校・のびのびルームや福祉作業施設等で口腔機能の健全な発達を促し、よく噛んでおいしく食べられるよう歯科巡回指導を行います。
高齢者よい歯のコンクール
20本以上の歯をお持ちの皆さんはとても元気です
歯科疾患予防の正しい知識の普及や8020運動を啓発するため、歯の健康が優れている高齢者を表彰し、広く周知します。
感想・成果
年々高齢者のよい歯のコンクールに応募する人が増えています。80歳を過ぎても自分の歯でしっかり噛んで食事がでいる人が増えています。
今後の取り組み
毎年8020達成者を表彰し、8020運動を普及啓発していきます。
問い合わせ
健康福祉部 健康増進課 成人保健係
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 総合福祉保健センター1階
電話:047-445-1405
ファクス:047-445-8261