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公園シリーズ4 平成31年2月18日

更新日:2020年4月1日

くぬぎ山公園は防災拠点

 人に安らぎを、地域に良好な環境を与えてくれる公園。でも、都市公園の役割はそれだけではありません。地震・大火など災害の際、われわれを守ってくれる重要な場所でもあります。
 
 テレビのニュースなどで地震発生後、公園で炊き出しや生活物資の集積・配送、宿泊用テントの設置などが行われる場面をよく目にします。災害の多い日本では、公園はなくてはならない防災拠点です。
 
 鎌ケ谷市の地域防災計画では、小中学校や保育園など25の緊急避難場所・避難所が指定されています。この中に、避難場所としてくぬぎ山公園と市制記念公園の2公園が入っています。
 
 くぬぎ山公園は平成22年、新京成線くぬぎ山駅近くの住宅地に造られました。広さは約3,300平方メートルで、周りを樹木と遊歩道が囲み、砂場と遊具などが置かれたスペースと芝生広場に分けられています。芝生広場の方がやや大きく、25メートルプールがすっぽり入る位の広さでしょうか。
 
 訪れた日は、小さな子供とお母さんが広場で遊び、それをベンチに座ったお年寄りが眺めていました。のどかな光景ですが、いざ災害となれば、この広場が災害対応で有効に使われることになります。隅に置かれた防災倉庫と、入り口上部に設置された避難場所を示す表示板は、公園が非常時に「変身」する証です。
 
 もし大災害が起きれば、くぬぎ山公園と市制記念公園以外でも災害対応に利用される可能性はあります。未来にわたり、すべての公園が今の平和な姿から変身することがないよう願うばかりです。
 
 公園シリーズの最後に、鎌ケ谷市内196公園の中で一番小さい公園を紹介しましょう。それは、東中沢一丁目の白子第四公園です。市道に面し、長さ6.2メートル、奥行き2メートルで広さは12.34平方メートル。車止めの支柱の奥にベンチが置かれただけのかわいい公園です。

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電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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