更新日:2023年5月1日
温室効果(おんしつこうか)ガスが増え続けて 地球温暖化(ちきゅうおんだんか)が進むと、どんな 影響(えいきょう)があるのでしょう?
地球温暖化(ちきゅうおんだんか)の 影響(えいきょう)はいろいろと考えられていますが、主に次の5つの 影響(えいきょう)があると言われています。
今まで寒かったところが寒くなくなったり、暑かったところはさらに暑くなったりすることが予想されています。
氷が溶けたりして海が広がることで、雲ができるしくみや風の吹き方などが変わってしまい、大雨や洪水(こうずい)、台風が増えたり、反対に、雨や雪が少なくなる場所や、砂漠(さばく)になる場所が増えるとも言われています。
気候(きこう)が変わってしまうことで、ある場所には雨がたくさん 降(ふ)ったり、ある場所には雨が 降(ふ)らなくなったりして、田んぼや畑がダメになり、お米や野菜などの 農作物(のうさくもつ)が取れなくなってしまい、 食糧生産(しょくりょうせいさん)に大きな 影響(えいきょう)があると言われています。
寒い場所の氷が溶けてしまうと、氷の上や冷たい海で 暮(く)らしていた動物たちが生きていけなくなります。気温が2度上がると、世界のさまざまな場所に悪い 影響(えいきょう)が出始めて、気温が4度上がると地球上の動植物の40%から70%が 絶滅(ぜつめつ)の 危機(きき)におちいると言われています。
気温が高くなると、 氷河(ひょうが)が溶けて海の水が増えてしまいます。海の水が増えると、海の水位が上がって、低い場所にある土地や小さな島などが海に 沈(しず)んでしまいます。
熱中症(ねっちゅうしょう)が増えたり、暖かい国で 流行(りゅうこう)するマラリアなどの 感染症(かんせんしょう)の発生が増えたりする可能性があります。
市民生活部 環境課 温暖化対策推進係