かまがや取材日記 企業版ふるさと納税感謝状贈呈式 令和3年12月21日
更新日:2021年12月22日
交流人口拡大事業に寄附
感謝状を持つ芝田市長(右)と竜江取締役
応援したい自治体に寄附すると、所得税と住民税が軽減されるうえ、返礼品をもらえる「ふるさと納税」制度。スタートしてもう十年以上たちますので、すっかりお馴染みとなりました。地方の特産物など魅力的な返礼品もありますので、利用している人も多いでしょう。
その「ふるさと納税」には個人版だけでなく「企業版ふるさと納税」もあります。国が認定した自治体の創生事業に企業が寄附すると税制上の優遇措置を受けられる仕組みで、平成28年に創設されました。
このほど、旅行会社の東武トップツアーズ(東京都墨田区)が鎌ケ谷市に企業版ふるさと納税による300万円を寄附してくれ、12月21日に市役所で感謝状贈呈式が行われました。企業版ふるさと納税の寄附は、昨年度の株式会社アルファプラン(船橋市、寄付額10万円)に次いで2件目です。
東武トップツアーズは、市の第2期まち・ひと・しごと創生計画の中で、特産品の梨を通じて観光や人的交流を活性化させる事業に賛同してくれました。この寄附は、市内に住む鎌ケ谷市地域づくりコーディネーターの利重和彦さんが東武トップツアーズに働きかけてくれて実現したものです。
感謝状贈呈式では、まず東武トップツアーズの竜江義玄取締役が「暮らしと地域の発展に寄与し社会貢献を目指している企業として、(鎌ケ谷市の)交流人口拡大事業に協力させていただくことになりました」とあいさつ。芝田裕美市長は「鎌ケ谷市の事業に寄附をいただきありがたい。市の計画にはソフトからハードまで様々な事業が盛り込まれているので、今後も地域資源を幅広く発信して人口流入を図っていきます」と謝辞を述べ、竜江取締役に感謝状を手渡しました。
市への企業版ふるさと納税は2件目ですが、個人版のふるさと納税は令和2年度で908件、1548万6000円でした。件数、金額とも毎年増えており、前年度に比べ件数で約1.6倍、金額で約2.3倍となっています。返礼品も特産の梨や市内にプロ野球のファーム球場を持つ北海道日本ハムファイターズの関連グッズをはじめ、菓子類や麺類など幅広くそろえ、現在81品目まで増やしています。
ふるさと納税で鎌ケ谷市を選んでもらえるよう、これからも魅力的な事業、返礼品等を模索していきます。
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