ゼロカーボンシティ実現に向けた鎌ケ谷市の取り組みを紹介します
更新日:2024年8月21日
鎌ケ谷市ゼロカーボンシティ宣言
当市は令和5年11月30日、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「鎌ケ谷市ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
鎌ヶ谷高等学校書道部による作品
将来の世代が安全・安心に暮らしていける環境を引き継いでいくため、鎌ケ谷市では、市民・事業者・行政が一体となって、CO2排出量削減に取り組み、脱炭素社会の実現を目指すため「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
日常生活の中で、省エネルギー、創エネルギー、畜エネルギーによってCO2の排出を削減し、気候変動の影響を緩和すると同時にハザードマップやマイタイムラインの活用による防災対策、熱中症対策などの健康被害対策により気候変動の影響への適応を進めることが大切です。
鎌ケ谷市ゼロカーボンシティ宣言文(PDF:229KB)
宣言の様子はこちらです。
ゼロカーボンシティ宣言PR動画(出演 千葉県立鎌ヶ谷高等学校書道部の皆さん)
ゼロカーボンシティ宣言後の脱炭素社会実現に向けた取り組みを促進するため、千葉県立鎌ヶ谷高等学校書道部の皆さんにご協力いただき、PR動画を作成しました。
画像をクリックすると、YouTubeで動画を閲覧することができます。(新しいウインドウが開きます。)
未来を変える14の取り組み編
書道パフォーマンス編
気候変動が深刻化した未来編
制作ドキュメンタリー編
ゼロカーボンシティ実現のため、ポスターをご活用ください
市民・事業者・行政が一体となってゼロカーボンシティを目指すためのシンボルとして、皆さんに広く利用していただくことのできるポスターを作成しました。
ダウンロードはこちらから | |
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気候変動と地球温暖化
電気やガスなどのエネルギーは、作るときなどに二酸化炭素(CO2)を排出します。CO2には地球を暖める効果があり、平均気温が上昇する地球温暖化の原因の一つとされています。地球温暖化が進むと、高温や大雨が増加するなどの各地の気候に変更をもたらす気候変動を引き起こします。
鎌ケ谷市では、令和元年台風15号や台風19号によって道路冠水、住宅浸水、農作物被害など、大きな被害がもたらされました。また、それ以降も大雨による避難指示が出されたり、真夏日が続いたことにより「熱中症警戒アラート」が何度も発令されたりしています。
このような気候変動による影響は深刻で、洪水などの災害や食糧生産への影響、熱中症などの健康被害が今後も続き、このままではさらに拡大することが懸念されています。
鎌ケ谷市のCO2排出量
市内で排出されているCO2の約27%が家庭からの排出によるもので、世帯平均で約2.4t-CO2が排出されています。家庭から排出されるCO2の約46%が照明・家電製品等の使用によるもの、約24%が冷暖房の使用によるものです。エアコン、照明、家電製品等、普段使用しているものの使い方や機器を見直すことで、家庭からのCO2排出量の削減が可能です。
今、わたしたちが 未来を変える
はじめよう!わたしたちにできること
住まい
太陽光発電システムを導入する
太陽光発電システムを導入することで、家庭で排出されるCO2を大幅に削減できます。
蓄電池システムを併用すれば、災害時に天候が悪化しても電気を使用することができます。
省エネ家電に更新する
最近の家電製品は、昔のものに比べて省エネ性能が飛躍的に進化しています。買い替えることで省エネにつながり、電気代もお得になる場合があります。
高効率給湯器を導入する
「エコキュート」「エコジョーズ」など、熱の生産・供給の性能を高めた高効率給湯器を使うことで、給湯に係るCO2を削減できます。
エコ住宅にする
エコ住宅とは、断熱性をはじめとする家の性能を高め、冷暖房などのエネルギー消費を抑えることができる住宅のことです。既存住宅は断熱リフォームによって冷暖房の使用に伴うCO2排出と光熱費を大きく削減することができるほか、ヒートショック防止などの健康面でもメリットがあります。
移動
次世代自動車を導入する
ガソリン車から電気自動車、燃料電池車、プラグイン・ハイブリッド車などの次世代自動車に変更することで、移動時のCO2を削減することができます。また、これらの自動車は、災害時に非常用電源としても機能します。
公共交通機関・自転車を利用する
出かけるときに自転車や徒歩で移動することはCO2排出量ゼロの究極のエコ移動です。また、公共交通機関を使っても、自家用車の利用に比べるとCO2を大幅に削減することができます。
吸収源対策
緑を育てる
植物は光合成により、CO2を吸収する働きがあります。CO2削減の取組と同時に、緑を育てて、CO2吸収量を増やすことも大切です。
生活・行動様式
マイバッグ・マイボトルを持参する
プラスチック製品は燃やすときにCO2が発生します。マイバッグやマイボトルを持参し、レジ袋やプラスチック製ストローなどの使い捨てプラスチックを断わる行動がCO2削減になります。
鎌ケ谷産農産物を購入する
地元で生産されたものを地元で消費する地産地消は、食品輸送に係るCO2を削減することができます。鎌ケ谷産の新鮮な野菜や果物を食べることは、CO2削減につながります。
食品ロスを削減する
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。残さず食べる、少量パック等を購入し、食材を使い切って無駄にしないことで廃棄食品の焼却処分時のCO2の削減になります。
サステナブルファッション
洋服には、原材料の調達、生地・衣服の製造、商品の輸送、廃棄のそれぞれの段階で多くのCO2を排出します。一つの洋服を大切に長く着る、フリーマーケットを活用して古着を売り買いする、リサイクル・リユース素材を使った衣類を選ぶこと等の行動がCO2削減につながります。
関連リンク
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問い合わせ
市民生活部 環境課 温暖化対策推進係
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎1階
電話:047-445-1227
ファクス:047-445-1400