宅地耐震化推進事業(大規模盛土造成地マップ)について
更新日:2024年7月12日
宅地耐震化推進事業
阪神・淡路大震災や東日本大震災等において、谷や沢、傾斜地を大規模に埋めた造成宅地では崖崩れ又は土砂の流出による被害が発生しました。大地震が発生した場合に大規模盛土の被害を軽減するため、大規模盛土造成地の変動予測調査(大規模盛土造成地マップ作成)を行い住民への情報提供等を図るとともに、滑動崩落防止工事の実施により耐震性を向上させることに要する費用について国が補助する事業です。
大規模盛土造成地マップの公表
市内に分布する大規模盛土造成地のおおよその位置と種類を示したマップを作成しました。マップの公表は、大規模な地震に備えて、市民の皆様に市内のどこに大規模盛土造成地が存在しているか確認していただき、災害の未然防止や被害の軽減に繋がるように防災意識を高めていただくことを目的としております。
【注意】大規模盛土造成地マップは新旧の地形図等を基に一定規模以上の盛土造成地を抽出し示したもので、マップに示されている位置が必ずしも危険というわけではありません。地図の精度及びデータ作成上の誤差を含んでおり、実際の状況と異なる場合もある為、個々の敷地まで厳密に特定するものではありません。
大規模盛土造成地とは
谷間や斜面に盛土を行い、大規模に造成された宅地のうち、以下の要件に該当するものを「大規模盛土造成地」といいます。
1.谷埋め型大規模盛土造成地
谷や沢を埋めて造成した盛土面積が3,000平方メートル以上
2.腹付け型大規模盛土造成地
盛土をする前の地盤面が水平面に対して20度以上の角度で、盛土の高さが5メートル以上
国土交通省 大規模盛土造成地の滑動崩落対策について(外部サイト)
大規模盛土造成地マップに関するQ&A
Q1.このマップに示されている「大規模盛土造成地」は危険ということですか?
A1.大規模盛土造成地マップは、概ねの位置及び種類を示したものであり、マップに示されている位置が必ずしも危険というわけではありません。今後、抽出箇所の安全性に関する調査を実施していく予定です。
Q2.どのようにして大規模盛土造成地の抽出を行ったのですか?
A2.造成前と造成後の地形データを重ね合わせ、その標高差や地形情報から大規模盛土造成地を抽出しました。過去の地形図は現在に比べて精度が低く、また、重ね合わせ時にも誤差が生じることから、抽出された大規模盛土造成地は、概ねの位置と規模をあらわしたものとなっています。
Q3.大規模盛土造成地と示されている地区において、土地の開発や建築の際に何か特別な手続きは必要ですか?
A3.大規模盛土造成地が入っていても、特別な手続きは必要ありません。
Q4.より詳細なマップは公表しないのですか?
A4.マップを作成するために使用した造成前の地形図等は必ずしも精度が高くないため、誤差が含まれることを考慮しての縮尺としています。正確な盛土造成状況を確認するには現地調査での詳細調査が必要です。
市役所4階開発指導室窓口までお越しいただければ、公表しているマップよりも見やすい地図を閲覧することができます。
Q5.今回の調査で大規模盛土造成地とならかった箇所は、安全であると考えてよいですか?
A5.今回の調査では,一定以上の盛土を行った造成地を抽出したものであり,安全性の程度を示したものではありません。また,近年の豪雨に見られるように宅地被害をもたらす災害は地震だけではありません。日頃から宅地や擁壁などに変状が生じていないか点検をお願いします。
社会資本総合整備計画の公表
社会資本整備総合交付金交付要綱に基づき、社会資本総合整備計画(宅地耐震化推進事業)を公表します。
関連リンク
国土交通省 宅地耐震化の取組に関するパンフレット(外部サイト)
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問い合わせ
都市建設部 都市計画課 開発指導室
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎4階
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