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ありのみ便り 令和5年4月1日号

更新日:2023年4月4日

空き家バンク

 街を歩くと手入れされていない古い住宅を見かけることがあります。壁はボロボロ、窓は割れ、庭木も伸び放題。明らかに空き家と思われます。
 今、国内では少子高齢化による人口減少や核家族化を背景に空き家が増えています。空き家は約849万戸あり、この20年で1.5倍に増えました。このうち、別荘や売却・賃貸用以外で、長期にわたって住人不在の空き家が349万戸もあります。きちんと管理されていないものも多く、2030年には470万戸に増えると推計されています。
 鎌ケ谷市内にも長期にわたり住人不在の空き家は918戸(1月末時点)あります。空き家となった理由は居住者の死亡、施設入所や入院、転勤など様々です。維持管理をしたくても高齢のため、あるいは遠方に住んでいるため難しいという所有者も多いようです。
 しかし、適正に管理されていない空き家は倒壊、火災、ごみの不法投棄などにつながる恐れがあります。景観や治安の悪化も懸念されます。庭木の枝が道路や隣接地にはみ出せば通行人や近隣に迷惑をかけます。
 このような空き家を減らすため、市は1月から「鎌ケ谷市空き家バンク」をスタートさせました。「空き家バンク」は国土交通省が5年前にオンライン上に構築したサイトで、参加する全国約900の自治体が登録した空き家物件を掲載しています。空き家を売りたい・貸したい人が「空き家バンク」に登録し、買いたい・借りたい人が気に入った物件を見つけて申し込むという仕組みです。自治体は空き家物件を紹介する役割で、売買・賃貸交渉は当事者同士が不動産業者を通じて行います。
 これに加え、市は3月に住宅や土地の相続登記のやり方などを紹介するサイトも立ち上げました。実は、相続が行われなかったため所有者不明となっている空き家は多いのです。管理する所有者がいなければ住宅は朽ちていきます。民法改正により令和6年4月から相続登記が義務化されるのに向けて市ホームページ上にサイトを作りました。
 鎌ケ谷市内の物件を含め「空き家バンク」への登録が増えて空き家が再利用されるとともに、相続がきちんと実施され所有者不明の空き家がなくなることが期待されます。いかにして空き家を減らしていくか――。街づくりの重要な課題です。
 
    
 



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〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階

電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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