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ありのみ便り 令和6年2月15日号

更新日:2024年2月20日

能登半島地震支援

2024年は年明けから能登半島地震という大災害に見舞われました。
被災地の北陸地方では、多くの方が亡くなり、家や財産を失って避難生活を余儀なくされている方もたくさんいらっしゃいます。
それにしても、厳しい寒さの時期、ましてや元日の家族や親せき、友人らが集まった団らんの時間に発生した無慈悲な大地震にやるせなさや憤りを感じます。帰省中に被害にあわれた方もいました。自然は人の営み、都合など気にかけてくれません。
鎌ケ谷市では、能登半島地震の支援策をまとめ、1月10日から実施しています。市役所本庁舎、公民館などに募金箱を設置し、社会福祉協議会窓口などで義援金を受け付けています。市民の皆様の善意を日本赤十字社を通じて被災地に届けます。また、市営住宅3戸を無償で提供しています。現在、うち1戸に避難された被災者の方に住んでもらっています。
このほか、市職員3名を1月中旬から応援要員として石川県珠洲市に派遣しました。被災地の避難所運営などに尽力してもらいました。今後も必要があれば、新たな支援策も検討していきます。
今回の能登半島地震は、改めて地震はいつ、どこで起きるかわからないことを再認識させてくれました。それに加え、備えの大切さも教えてくれました。電気、水道、ガスが止まってしまうという前提で、食料、飲料水、毛布、使い捨てトイレ、紙おむつ、生理用品などを準備しておかなければなりません。残念ながら、地震列島に住む我々にとって備えは常識となってしまいました。
筆者は新聞記者時代、初任地が石川県でした。もう40年も前の話ですが、金沢市で4年間、羽咋市で2年間生活しました。羽咋時代は震度7の激震に襲われた志賀町や奥能登の輪島市、珠洲市などを仕事やプライベートで走り回っていました。
能登は海、山が美しいいい所です。人もいいです。能登を表現するとき、「能登はやさしや土までも」という言い方をします。能登の人の素朴で温かな人情を表した言葉です。
やさしき地が、一刻も早く元のように生活できる場所に戻ることを願います。

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総務企画部 企画財政課 企画政策室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階

電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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