かまがや取材日記 ワカタネ交流事業 令和6年10月1日
更新日:2024年10月2日
高校生ら18人来日
中央消防署で救急車のストレッチャーに乗る生徒
鎌ケ谷市の姉妹都市、ニュージーランド・ワカタネの高校生らが9月26日から10月2日にかけ鎌ケ谷市を訪れ、市民らと交流しました。
両市は1997年に姉妹都市提携を結び、以来、ワカタネから高校生が2年に1度、鎌ケ谷市からは中学生が3年に1度それぞれ相手の市を訪問し合い友好関係を築いてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、交流事業は2019年の鎌ケ谷市の中学生訪問を最後に中断。今回、5年ぶりに交流事業が再開しました。
訪日したのは、トライデント高校の生徒16人と学校関係者2人の18人。到着した9月26日には市役所の芝田裕美市長を表敬訪問し、市長から歓迎の言葉を受けた後、ニュージーランドの先住民マオリ族に伝わる舞踏「ハカ」を披露してくれました。その後、宿泊先の市内18ホストファミリーの家に向かい、それぞれがホストファミリーの家族らと親交を深めました。
このほか、滞在中には市立第二中学校、千葉県立鎌ヶ谷高校を訪れ授業に参加したり、学校給食センターを見学したりするなど、日本の学校生活を見てもらいました。
10月1日には、中央消防署を訪れました。指揮車、救急車、救助工作車、化学車などの説明を受け、消防士が15メートルの壁をロープで登攀したり水平に張られた20メートルのロープを渡ったりする訓練を見学しました。また、生徒たちの体験も行われ、消防士の防火服を着た際には「アツイ」「オモイ」などと日本語で感想を述べ、はしご車のバスケットに乗りビル8階に相当する25メートルの高さまで吊り上げられ鎌ケ谷市の全景を堪能していました。この滞在がワカタネの生徒たちにとって、貴重な体験になってくれればと思います。
今回の交流で、ワカタネからは計309人が鎌ケ谷市を訪れたことになります。鎌ケ谷市からはこれまで計291人がワカタネを訪問しています。これからも交流する人を増やしていきたいものです。
防火服を着る生徒たち
ロープを渡る訓練を見学する生徒たち
はしご車のバスケットに乗る生徒たち
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