フッ化物塗布について
更新日:2024年3月26日
フッ化物歯面塗布とは、歯面にフッ化物塗布液を塗り、歯の酸抵抗性を強くし、むし歯を予防する方法です。
特に乳歯のむし歯予防のため、歯が生えたら早い時期からフッ化物歯面塗布を受けることが好ましいとされています。
そのため市では、1歳6か月児健康診査で希望する方に無料でフッ化物歯面塗布を行っています。
乳歯時代に4回以上、かかりつけ歯科医院で定期的(3から6か月おき)に受けることをお勧めします。
【フッ化物の働き】
- 酸に対する抵抗性を強める
- 歯垢の生成をおさえる
- むし歯菌の活性を抑え酸を作らせない
- 歯(エナメル質)を修復する
フッ化物はもともと食べ物や水に含まれており、自然界に多く存在します。
1歳6か月児健康相談時に使用するフッ化物歯面塗布液は、1回につきフッ素量約4.5ミリグラム含まれていますが、塗布後にふき取りをすると、口の中に残る量は約0.68ミリグラム程度、これは紅茶3から5杯分の中に含まれているフッ素量と同じくらいになります。
一度に飲み込むと、急性中毒(腹痛など)を起こす量は、体重10キログラムのお子様で20ミリグラム以上です。つまり、塗布量の1回分全てを飲み込んでも安全な量を使用しています。(フッ化物歯面塗布実施マニュアル参照)
問い合わせ
健康福祉部 健康増進課 母子保健係
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 総合福祉保健センター1階
電話:047-445-1393
ファクス:047-445-8261