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令和5年9月 市長定例記者会見

更新日:2023年9月4日

期日 令和5年9月4日(月曜日)午前10時から
会場 市役所地下 団体研修室

1 令和5年鎌ケ谷市議会定例会 令和5年9月会議議案について

令和5年鎌ケ谷市議会定例会 令和5年9月会議付議事件一覧

  • 議案第1号 令和5年度鎌ケ谷市一般会計補正予算(第5号)
  • 議案第2号 準用河川二和川バイパス整備(第9期)工事請負契約の締結について
  • 議案第3号 鎌ケ谷市児童館設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
  • 議案第4号 鎌ケ谷市空家等の適正管理に関する条例及び鎌ケ谷市空家等適正管理資金貸付条例の一部を改正する条例の制定について
  • 議案第5号 鎌ケ谷市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
  • 議案第6号 令和5年度鎌ケ谷市一般会計補正予算(第6号)
  • 議案第7号 令和5年度鎌ケ谷市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
  • 議案第8号 令和5年度鎌ケ谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)
  • 議案第9号 令和5年度鎌ケ谷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
  • 議案第10号 令和4年度鎌ケ谷市一般会計歳入歳出決算の認定について
  • 議案第11号 令和4年度鎌ケ谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
  • 議案第12号 令和4年度鎌ケ谷市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
  • 議案第13号 令和4年度鎌ケ谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
  • 議案第14号 令和4年度鎌ケ谷市下水道事業会計決算の認定について
  • 議案第15号 救急自動車の購入について
  • 議案第16号 消防団消防ポンプ自動車の購入について
  • 議案第17号 鎌ケ谷市市道路線の認定について

問い合わせ
総務企画部 総務課
電話:047-445-1141


2 令和4年度 鎌ケ谷市一般会計決算について

芝田市長が「初めて編成した当初予算」の決算 【子育て世帯への支援や物価高騰対策など、新規事業を積極的に実施 財政調整基金残高は大幅に回復】

1 決算状況の概要

 本市の令和4年度一般会計決算額は、歳入総額が435億3,916万7千円で、前年度と比較し、額で16億9,335万6千円、率で3.7%の減となりました。これは、新型コロナウイルス感染症対策として令和3年度から令和4年度まで実施した子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金などの国庫支出金の減少が主な要因となっております。
 また、歳出総額は、407億9,725万4千円で、前年度と比較し、額で13億6,215万9千円、率で3.2%の減となりました。これは、義務教育施設維持補修事業などの普通建設事業費や子育て世帯臨時特別給付金などの扶助費の減少が主な要因となっております。
 収支の状況は、歳入決算総額から歳出決算総額を差し引いた形式収支が27億4,191万3千円となり、翌年度に繰り越した事業に必要な財源2億4,345万円を差し引いた実質収支は、24億9,846万3千円の黒字となりました。


一般会見収支の表
一般会計収支の状況(単位は千円)


2 令和4年度の主な新規事業(市独自事業)

(1)子育て世帯支援

子育て世帯応援特別給付金 1億3,284万円
学校給食用賄材料費の公費補填 3,577万8千円
市制記念公園水遊び場の整備に向けた実施設計 282万5千円

(2)消費下支え

キャッシュレス決済ポイント還元事業 1億2,057万円
高齢者物価高騰対策支援給付金 7,744万円

(3)農業、中小企業支援

中小企業及び農業者に対する経営支援給付金 9,480万円

(4)その他

帯状疱疹ワクチン接種費用の助成 288万9千円
高齢者補聴器購入費用の助成 60万円

3 その他の主要事業

  1. 義務教育施設維持補修事業(全小中学校トイレ洋式化が完了) 8億3,617万6千円
  2. 準用河川整備事業(二和川バイパス整備の推進) 2億7,741万円
  3. 学習センター等改修事業(東部学習センターの大規模改修) 2億3,949万3千円
  4. 歴史的建造物保存活用事業(澁谷家住宅の用地取得) 1億4,699万1千円

【備考】新型コロナウイルスワクチン接種、保育所などにおけるPCR検査、多子世帯への保育料や学校給食費の減免、高校生等医療費助成、北千葉道路の早期開通実現に向けた要望活動など市長公約に掲げた緊急に取り組む事業も継続実施。

4 健全化判断比率の推移 引き続き早期健全化基準を下回る

 法で定める健全化判断比率は、早期健全化基準を下回っております。

【実質公債費比率】

 毎年の借入金返済の状況を表す「実質公債費比率」は、0.2ポイント増の4.9%となりましたが、財政健全化法による早期健全化基準の25.0%を下回っており、今後も下回る状況が続くと推測されます。

【将来負担比率】

 将来負担することとなる地方債残高など市全体の債務状況を表した「将来負担比率」は、4.6ポイント減の32.2%となり、引き続き低い水準で推移しています。
 なお、県内における財政の健全度の比較では、実質公債費比率が県内16位【注釈】、将来負担比率が県内27位【注釈】となっています。
【注釈】千葉市を除く県内36市中


健全化判断比率の推移についての画像


比率名法で定める基準
早期健全化基準
(イエローカード)
法で定める基準
財政再生基準
(レッドカード)
鎌ケ谷市千葉市を除く
県内36市中の順位
1 実質赤字比率12.39%20.00%比率なし県内36市で比率なしのため
順位なし
2 連結実質赤字比率17.39%30.00%比率なし県内36市で比率なしのため
順位なし
3 実質公債費比率25.0%35.0%4.9%16位
4 将来負担比率350.0%設定なし32.2%27位

【備考】実質赤字比率、連結実質赤字比率については、黒字のため当該比率が生じません

5 基金残高の推移 基金残高は令和4年度末 約54億1千万円を確保【財政調整基金は、前年度比約7億4千万円増の約26億円を確保】

 基金は、いわゆる市の貯金に相当するもので今後の財政運営に必要不可欠な財源です。
 本市の基金には、経済状況等の影響などによる財源不足に対応する財政調整基金、借入金返済に対応する減債基金、公共施設の整備や修繕費用に対応する公共施設整備基金など9種類あります。
 令和4年度末における基金全体の残高は、重点事業へ積極的に基金を活用しましたが、財政調整基金や減債基金への計画的な積み立てを行ったことで、約54億1千万円を確保しております。また、財政調整基金残高は、約26億円確保し、「鎌ケ谷市財政健全化計画」に定める年度末残高目標である19億円を3年ぶりにクリアしました。
 今後においても、市民サービス充実のための基金活用と財政運営のバランスを考慮しながら、一定程度の基金残高を確保してまいります。


基金残高の推移を表す画像



基金残高の推移について
(単位は千円)


6 経常収支比率の推移 経常収支比率は3.0ポイント上昇

 経常収支比率【注釈】は、財政構造の弾力性を示す指標となりますが、令和4年度は昨年度より3.0ポイント上昇した95.4%となり、県内で32位(千葉市を除く36市中)に位置しています。
 これは、医療・介護特別会計への繰出金、公債費などの経常的な支出が増加したこと、市税の増はあったものの、臨時財政対策債や株式等譲渡所得割交付金が減となり、市の経常的な収入が減となったことによりますが、「鎌ケ谷市財政健全化計画」で定める「減債基金繰入金を経常的な支出である公債費から差し引いて算出した経常収支比率」については、91.7%となり、目標値の95%未満を維持しています。
 なお、償還がピークとなっている公債費については、「地方債に関する総合的な管理方針」により、減債基金の計画的な積み立てと活用を行うことで、必要最低限の投資的経費を確保しています。
【注釈】経常収支比率は、市税(都市計画税を除く)など経常的な収入(一般財源)が、人件費・扶助費・公債費など経常的に支出する経費に、どの程度使われているのかを表す指標のこと


経常収支比率の推移の資料画像


経常収支比率についての画像
(単位は千円)


問い合わせ
総務企画部 企画財政課 財政室
電話:047-445-1141

3 第49回 鎌ケ谷市民まつりを5年ぶりに開催!

鎌ケ谷市民まつりの画像



 今年の「第49回鎌ケ谷市民まつり」は、10月14日(土曜日)に市役所および新鎌ケ谷駅周辺で開催します。
 5年ぶりとなる今年の市民まつりは、福島県の「相馬野馬追」(国指定重要無形民俗文化財)の騎馬武者行列を、貝柄山公園から市役所周辺までのコースで実施します。
 また、「フリーバザール」や「KAMA-1グランプリ」、「ご当地キャラクターイベント」、「ステージ」、「こどもイベント」などを実施します。

1 日時

令和5年10月14日(土曜日)午前10時から午後5時まで
荒天中止

2 会場

市役所駐車場、新鎌ヶ谷駅南口交通広場、新鎌通り 他

市民まつり会場の地図


ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。市民まつり会場マップ(PDF:2,513KB)

3 主催者

鎌ケ谷市民まつり実行委員会

4 その他

  1. 開催日が雨の場合は、「ご当地キャラクターイベント」など一部のイベントは中止となります。
  2. 当日取材でお越しの際は、鎌ケ谷市民まつり実行委員会本部(市役所駐車場)で受け付けをお願いします。

問い合わせ
市民生活部 市民活動推進課
電話:047-445-1141

4 自転車乗車用ヘルメット購入費用を助成します

 令和5年4月1日から改正道路交通法が施行され、全ての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。 
 自転車乗用時に交通事故で亡くなる人の約6割が頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していなかった人の致死率は、着用していた人に比べて約2.1倍高くなっていることから、被害を軽減するため、ヘルメットを着用する事が重要です。
 このことから、市では、ヘルメット購入者に対して購入金額の一部を助成し、ヘルメットの着用促進および安全の確保を図ります。

1 助成内容

  1. 助成額 1人当たり1回限り 上限2,000円
  2. 助成人数 5,000人(5,000個)

2 条件

  1. 対象者 鎌ケ谷市民
  2. 対象品 
  • SGマークなどの安全基準を満たしたもの
  • 新品のもの
  • 令和5年4月1日から令和6年3月29日までに購入したもの

3 支給方法

口座振り込み

4 助成金申込期間

 令和5年10月16日(月曜日)から令和6年3月29日(金曜日)まで

5 申請方法


 申請書および以下に掲げる項目の記載がある書類を提出。

  1. 購入日
  2. 購入金額(購入単価の分かる物)
  3. 品名、品番など(ヘルメットの購入が分かる物)

問い合わせ
都市建設部 道路河川管理課
電話:047-445-1141

5 貴重な歴史資料と民俗資料 合わせて約7,000点をご寄贈いただきました

 このたび、鎌ケ谷地区において、幕末から明治にかけて村役人を務めるとともに、数多くの商いを手掛けていた徳田家より、江戸時代以降の歴史資料と民俗資料合わせて約7,000点をご寄贈いただきました。

1 概要

 資料は、同家が江戸時代は村役人、また明治時代には村長、収入役を輩出していることから、村政に関わる資料のほか、手広く商いをしていたことから、商い関係の資料も多く、その中でも市域では珍しい酒造関係の資料もあります。
 また、鎌ケ谷市指定文化財となっている「官軍兵士の墓」の管理関係資料のほか、明治時代後半から昭和30年代半ばまでは現鎌ケ谷市域に一つしかなかった郵便局関係資料もあります。
 これら資料の一部は市史編さんや令和5年3月から5月にかけて開催した「商いの記録と記憶in鎌ケ谷 『近世から近・現代へ』」でも展示資料として活用するなど、鎌ケ谷宿の経済活動、強いては市の歴史を知る上でも貴重な資料です。

2 主な寄贈資料

(1)歴史資料 6,475点

村(むら)明細帳(めいさいちょう)(明和8年(1771年)、天明8年(1788年)、寛政4年(1792年)、寛政12年(1800年))

 村明細帳は、支配役所または幕府役人の巡見などで必要に応じて作成され、その村の概況について村役人から差し出したものをいいます。
 村側に残るものはその控えや写しですが、当時の田畑の石高や反別(面積)、種別、土地利用状況のほか、家の数や人数、家畜数、農業以外の職種や稼ぎなど詳細に記されており、鎌ケ谷宿の旅籠の軒数はこの資料により分かりました。

酒造関係資料

 江戸時代から明治初年にかけて鎌ケ谷では珍しい酒造業を営んでおり(のちに廃業)、その関係の資料が多く残されています。

鎌ケ谷村家並(いえなみ)・地割図(ちわりず)(明治初年(1870年)頃)

 鎌ケ谷宿の当時の家並がわかる図で、これにより木下街道に沿って宿場独特の短冊地形地割も分かります。

明治初年の鎌ケ谷村寺社(じしゃ)境内(けいだい)絵図(えず)(明治5年(1872年))

 現在も鎌ケ谷地区に所在する延命寺(えんめいじ)、清長庵、鎌ケ谷八幡神社および浅間神社(後に鎌ケ谷八幡神社境内に遷宮)の状況が分かります。これらの絵図は明治政府の神仏分離政策のため作成されたものです。

(2)民俗資料 約500点

 商いや郵便局に関する資料のほか、手広く商いをしていたことから来客用対応用と思われる多量の食器、箪笥などいろいろな種類の道具が大切に保管されていました。

【備考】上部に銭の投入口があり、錠が掛けられるようになっていた

問い合わせ
教育委員会 生涯学習部
文化・スポーツ課 郷土資料館
電話:047-445-1030

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問い合わせ

総務企画部 秘書広報課 広報広聴室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階

電話:047-445-1088

ファクス:047-445-1193

お問い合わせメールフォーム

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