令和6年2月 市長定例記者会見
更新日:2024年2月20日
期日 令和6年2月20日(火曜日)午後1時30分から
会場 市役所地下 団体研修室
1 令和5年鎌ケ谷市議会定例会 令和6年3月会議議案について
令和5年鎌ケ谷市議会定例会 令和6年3月会議付議事件一覧
- 議案第1号 令和5年度鎌ケ谷市一般会計補正予算(第9号)
- 議案第2号 鎌ケ谷市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について
- 議案第3号 鎌ケ谷市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
- 議案第4号 鎌ケ谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
- 議案第5号 鎌ケ谷市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
- 議案第6号 鎌ケ谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
- 議案第7号 鎌ケ谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
- 議案第8号 鎌ケ谷市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
- 議案第9号 鎌ケ谷市指定介護予防支援事業者の指定の要件並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例の制定について
- 議案第10号 鎌ケ谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
- 議案第11号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
- 議案第12号 令和5年度鎌ケ谷市一般会計補正予算(第10号)
- 議案第13号 令和6年度鎌ケ谷市一般会計予算
- 議案第14号 令和6年度鎌ケ谷市国民健康保険特別会計予算
- 議案第15号 令和6年度鎌ケ谷市介護保険特別会計予算
- 議案第16号 令和6年度鎌ケ谷市後期高齢者医療特別会計予算
- 議案第17号 令和6年度鎌ケ谷市下水道事業会計予算
- 議案第18号 準用河川二和川バイパス整備(第9期)工事請負変更契約の締結について
- 議案第19号 権利の放棄について
- 議案第20号 鎌ケ谷市市道路線の認定及び廃止について
問い合わせ先
総務企画部 総務課
電話:047-445-1056
2 令和6年度 鎌ケ谷市当初予算のポイント
「未来につなげる投資・かまがやの街づくりを加速化」する予算
(新規・拡充事業の一覧は別紙参照)
市長公約の着実な遂行
1 緊急に取り組む事業
- 事業1 子育て世代への支援
- 事業2 北千葉道路の整備を見通したまちづくり
2 まちづくりの5つの政策
- 柱1 子育てがしやすいまちづくり
- 柱2 お年寄りや障がいを持っている人が安心して暮らせるまちづくり
- 柱3 災害に強い安全、安心なまちづくり
- 柱4 にぎわいあふれる発展し続けるまち
- 柱5 緑にあふれ、豊かな産業が育つまち
【予算概要】
- 一般会計 421億4,000万円(前年度比10.6%増) 過去最大規模
- 特別会計 220億6,100万円(前年度比0.7%減)
鎌ケ谷市が令和6年度予算で伝えたいこと・実施したいこと
『北千葉道路の事業化を見据え、鎌ケ谷市に対する注目が高まっている
今、この時期に未来につなげる投資を行っていく、という強い決意を示した予算案』
1 背景
- 予算化する事業が、幅広く市民のみなさまの未来につながるものとなるか検討
- 街づくりがさらに活性化していく重要な場面であり、前期基本計画第1次実施計画(補正版)の策定により、街づくりを加速化する必要
2 主な令和6年度予算案事業
- 北千葉道路の事業化を見据え、注目が高まっている新鎌ケ谷駅周辺地区を中心とした投資
- 子育て世代への支援
- 防災対策の強化
3 今だからこそ行うべき投資により期待される効果
- 企業進出に伴う雇用の創出や固定資産税の増
- 賑わいの創出・認知度向上による昼間人口の増に伴う地域活性化
- 子育て世代を中心とした人口増による市税の増
以上のことから、まちづくりの好循環が期待されます。
4 令和6年度予算案の財政面での状況
- 予算規模は、過去最大の421億4千万円となりました
- 投資的経費は、対前年度約21億円の増となる約52億円を計上しました
- 財政調整基金残高は、予算編成方針で掲げた目標を下回る約8億5千万円となりました
5 今後の対応
- 投資の効果が表れるのは2年から3年後であり、それまでは厳しい財政運営が想定されます
- さらなる行財政改革(例 事務事業の見直しやデジタル化による人件費抑制、受益者負担の適正化等)に取り組んでまいります
- 将来的な市税収入の増により投資の回収を見込みます
多額の鋭匙を要する事業総額
市税
預金残高(予算編成後)
市債残高
国の令和5年度第1次補正予算(デフレ完全脱却のための総合経済対策関連)と連動した予算
本市においては、国の令和5年度第1次補正予算等と連動した「デフレ完全脱却のための総合経済対策」について、迅速かつ適切な事業執行に取り組んでいくことが重要であるため、令和5年度3月補正予算にて、令和6年度当初予算に計上を予定していた公共事業を前倒しするなど積極的に取り組みます。
令和6年度当初予算から前倒した事業(3月補正予算に計上)
準用河川二和川のバイパス整備の実施【2億2,500万円】
【ポイント】道野辺・馬込沢地区のバイパス整備及び用地取得
浸水被害の軽減を図るため、準用河川二和川(道野辺・馬込沢地区)のバイパス整備工事及び用地購入を行います。
バイパス整備工事の様子
「みんなでつくるふるさと鎌ケ谷」をめざして 市長公約の実現
令和3年度から令和8年度までの6年間におけるまちづくりの基本的な方向を定めた「前期基本計画」に基づき、「前期基本計画第1次実施計画(補正版)(令和6年度から令和8年度)」を策定し、目標達成に向けた具体的な手段を明確にしています。
特に令和6年度は、前期基本計画の後半の初年度となるため、前期基本計画第1次実施計画(補正版)と当初予算の連動を意識し、市長公約である「今を大切に 未来に希望を」持てる街づくりを実現するため、事業の重点化を図り、次のとおり緊急に取り組む事業及びまちづくりの5つの政策を推進します。
1 緊急に取り組む事業
事業1 子育て世代への支援
1 【新規】小学校1年生の学校給食費無償化【2,974万円】
【ポイント】市内小学校に通学する1年生を対象
子育て世帯の経済的負担を軽減するため、市内小学校に通学する1年生の学校給食費を無償とします。
なお、実施にあたっては国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用します。
子育て世代を応援
2 子ども医療費・高校生等医療費の助成【4億2,260万円】
【ポイント】高校生等医療費についても、現物給付方式により継続実施
子どもに係る医療費の助成を行うとともに、子ども医療費助成の対象外となる高校生等に対しても、通院・入院費を助成します。
なお、どちらも令和5年8月から自己負担額の月額上限(入院は10日、通院は5回を越えた以降無料)を設けているほか、高校生等医療費は、現物給付方式の助成を開始しています。
高校生等の支援も行います
3 多子世帯の保育料減免【4,932万円】
【ポイント】第2子は半額、第3子以降は全額免除継続実施
多子世帯の負担軽減を図るため、軽減算定について、所得に関わらず18歳以下の子を対象に変更し、第2子以降の保育料を減免します。
第2子は半額、第3子以降は全額免除となります。
子育て世帯のサポートを実施
4 多子世帯への学校給食費の減免【2,759万円】
【ポイント】第3子以降の学校給食費を継続的に無償化
多子世帯の負担軽減を図るため、第3子以降の市内小中学校の学校給食費を無償とします。
なお、令和3年度から市独自で減免を実施してきましたが、令和5年1月から千葉県が多子世帯への学校給食費の無償化を実施しており、当該事業を活用することで、拡充しています。
多子世帯を応援
事業2 北千葉道路の整備を見通したまちづくり
5 【新規】新鎌ケ谷地区の賑わいの創出や魅力あるまちづくりに向けた土地の取得【6億9,048万円】
【ポイント】新鎌ケ谷の未来に向けたまちづくり施策
新鎌ケ谷地区のにぎわいの創出や魅力あるまちづくりに向けた土地活用を行うため、千葉県企業局が同地区に所有する土地を取得します。
現在の新鎌ケ谷駅南側
6 【新規】北千葉道路沿線を含む市街化調整区域の土地利用方針の策定【1,000万円】
【ポイント】将来の北千葉道路の事業化を見据えた施策
現在未事業化区間となっている市川市から鎌ケ谷市間の約5.5kmの事業化を見据え、北千葉道路沿線の土地利用方針の検討を行います。
令和6年度は市街化調整区域における土地利用方針策定のための調査委託を実施します。
現在の国道464号(北千葉道路)
2 まちづくりの5つの政策
柱1 子育てがしやすいまちづくり
7 【新規】民間保育所等の整備【1億5,750万円】
【ポイント】令和7年4月に開園(1か所)予定
待機児童対策として、公募により選定した事業者に対して、整備費の補助を行います。
なお、定員は90名で、令和7年4月の開園を予定しています。
引き続き待機児童ゼロへ
8 【拡充】学校給食用賄材料費の公費補填の実施【5,116万円】
【ポイント】保護者の給食費負担軽減について拡充
近年、消費税の引き上げや食材費の値上げの影響を受けている状況の中、保護者の負担に配慮し、学校給食費は据え置きつつ、安定的に魅力ある学校給食を提供するため、1食あたり、小学校は25円、中学校は59円を公費で補填します。
なお、令和5年度当初予算では、1食あたり、小学校は18円、中学校は26円の補填で計上しており、さらに拡充を図ります。
引き続き魅力ある学校給食を提供
9 【新規】産婦健康診査の実施【798万円】
【ポイント】出産直後の産婦の健康をサポート
産後うつの予防等、出産直後の母子への支援を強化するため、出産2週間後及び1か月後の2回を上限に、産婦健康診査を受診する費用を1回につき5千円を助成します。
母子の健康をサポートします
10 【新規】市制記念公園水遊び場の開設【374万円】
【ポイント】未就学児等が楽しめる水遊び場を開設
未就学児等が楽しめる水遊び場を住民の憩いの場である市制記念公園に開設します。
プレオープンを令和6年5月に、正式オープンは7月を予定しています。
市制記念公園
11【新規】中学校部活動の地域移行【100万円】
【ポイント】休日の部活動を地域で支援
休日の部活動と教職員の働き方改革の両立を図るため、休日における中学校の部活動を地域の活動へ移行します。
令和8年度からの地域移行を目指し、令和6年度は市で直接任用する部活動指導員のもと、全中学校で各1部活動について試行的に移行を開始します。
地域が一体となった学校支援
柱2 お年寄りや障がいを持っている人が安心して暮らせるまちづくり
【新規】がん患者アピアランスケア支援事業補助金・若年がん患者在宅療養支援事業補助金の交付 【226万円】
【ポイント】がん患者の経済的支援を実施
がん患者の支援のため、外見の変化を補完する医療用補正具の購入費用等に対し補助を行うほか、若年末期がん患者の在宅療養に必要なサービスの費用に対し補助を行います。
医療ウィッグ
13 【新規】介護サービス事業予定者選考委員会の開催 【5万円】
【ポイント】市内に1施設(60床)の開設を目指す
令和6年度から令和8年度までに市内に特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム、60床)が整備されることを目指し、整備予定事業者の選考を行います。なお、令和4年度中に選考済の特別養護老人ホーム1施設(100床)が令和7年度に開設予定となっています。
市内に新設された特別養護老人ホーム
14 運転免許自主返納者や障がい者付添い人に対するコミュニティバスの利用支援 【211万円】
【ポイント】コミュニティバスの負担軽減を継続
運転免許を自主返納された方や障がい者の付添い人の方に対して、利用者負担を100円から50円に減免するとともに、事業に協力いただく運行事業者に対し、利用者数に応じた運賃補助を実施します。
コミュニティバス
15 高齢者補聴器購入費用の助成 【200万円】
【ポイント】令和5年1月から開始した助成を継続実施
住民税が非課税である65歳以上の高齢者に対し、補聴器購入費用の全額または一部を最大2万円まで助成します。なお、令和4年度及び令和5年度は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、実施しています。
柱3 災害に強い安全、安心なまちづくり
16 避難所公共施設への空調設備の設置・改修【9億1,147万円】
【ポイント】空調整備を段階的に推進
夏季における暑さ対策や避難所となる際の環境改善や機能強化を目的として、次のとおり公共施設の空調設備改修を実施します。
(1)小・中学校体育館空調設備改修工事及び実施設計(6校分)【4億8,775万円】
(2)市民体育館空調設備改修工事【4億2,372万円】
なお、いずれも充当率100%・交付税措置70%の緊急防災・減災事業債を活用しながら、小・中学校体育館の空調整備は令和10年度まで、市民体育館の空調整備は令和7年度までを事業期間として、段階的に推進していく予定です。
鎌ケ谷小学校体育館
17 【一部新規】道路維持・補修の実施【1億5,097万円】
【ポイント】新たに市道3308号線の舗装工事を実施
市道や道路排水施設の適正な維持管理を行うため、道路パトロールや除草・清掃等を行い、必要な維持工事を行います。なお、道路状況の改善を図るため、令和6年度は市道3308号線舗装工事等を実施します。
市道3308号線
18 【新規】救急車1台の追加配備及び救急車1台の更新【9,357万円】
【ポイント】新たに中央消防署に1台追加配備
車両の老朽化を解消し、良好な機能を維持するため、中央消防署の救急車1台を更新します。
なお、令和6年度は、救急件数の増加に対応するため、新たに救急車1台を中央消防署に追加配備します。
救急車を更新及び追加整備します
19 【新規】東道野辺三丁目・七丁目地区地域排水整備 【2,245万円】
【ポイント】地域排水整備を着々と実施
排水流末を確保し浸水被害の軽減を図ります。
令和6年度は東道野辺三丁目地区地域排水整備のために予備設計、測量委託及び土質調査を実施するほか、同七丁目地区地域排水整備として、浸透貯留槽整備工事を実施します。
20 【新規】道路通報システムの導入 【152万円】
【ポイント】容易に通報、時間の短縮に
市民等が道路等の損傷や不具合を発見した際に容易に通報できるほか、通報確認の際に情報の把握や内容の確認に要する時間の短縮できるシステムを導入します。
柱4 にぎわいあふれる発展し続けるまち
21 新京成線連続立体交差事業の推進(街区公園や交差道路等の整備に向けた工事の実施等)【1億7,100万円】
【ポイント】事業最終年度として精算や整備を実施
千葉県が実施する新京成線の連続立体交差事業(初富駅、新鎌ケ谷駅及び北初富駅の高架化 延長3,257メートル)に対して地元負担金を支出します。
令和6年度は、事業完了に向けて、精算業務や用地交換、街区公園や交差道路等の整備を行います。
関連側道の整備状況
柱5 緑にあふれ、豊かな産業が育つまち
22 【一部新規】北海道日本ハムファイターズとの連携強化 【1,924万円】
【ポイント】イベント拡充と組織機能強化
本市と北海道日本ハムファイターズや北海道北広島市との連携を強化し、交流人口の増加を図るため、1軍本拠地であるエスコンフィールドHOKKAIDOにおいて、1軍の公式戦で「鎌ケ谷デー」を実施します。また、茨城県などで実施される2軍の試合において市のPRを行います。本市においては、新たに市の組織として「ファイターズファーム連携推進室」を創設し、機能強化を図るほか、市内小学生との新たな交流事業の実施を予定しています。
ファイターズとともに街づくりを加速化!
23 【工事完了】(仮称)丸山三丁目ふれあいの森公園整備工事の実施【5,099万円】
【ポイント】令和7年3月から供用を開始予定
(仮称)丸山三丁目ふれあいの森公園について、整備工事を行います。なお、供用開始は、令和7年3月を予定しています。
24 (仮称)緑道整備の実施 【2億5,040万円】
【ポイント】(仮称)緑道の整備を継続
新鎌ケ谷駅周辺地区と北初富駅周辺地区を結ぶ東京10号線延伸新線跡地に、(仮称)緑道を整備します。令和6年度は自転車歩行者専用道路の整備工事を行うとともに、緑道の整備に向けた実施設計を行います。
(仮称)緑道整備予定箇所
25 商工業振興補助金の交付 【2,426万円】
【ポイント】一部補助率を引上げを継続
地域における商工業の総合的な振興発達を図るため、商工会や各商店会等対して商工業振興補助金を交付します。なお、街路灯の撤去及びLED化を促進するため、撤去費の補助率を引き続き三分の一から四分の三へ引き上げ、令和6年度は、6商店会に補助金を交付します。
商店会の活動を支援
国においては、GX(グリーントランスフォーメーション)への投資として、脱炭素化社会の実現に向けた取り組みを加速することとしています。
本市は、令和5年11月30日に、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする脱炭素化社会を目指す「鎌ケ谷市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。これは、将来の世代が安全・安心に暮らすことができる環境を引き継いでいくため、市民・事業者・行政が一体となって、脱炭素社会の実現を目指すものです。なお、令和6年度は主に次のとおり公共施設への太陽光パネルの設置やLED照明への切り替え、市民への補助制度などに取り組み、脱炭素化をさらに推進します
26 【新規】市庁舎LED照明改修工事の実施【1億6,090万円】
【ポイント】公共施設の照明を順次LED化
「市庁舎等の公共施設のLED化に係る基本方針」に基づき、市庁舎内の照明のLED化を行います。なお、このほか、市民体育館や図書館、粟野保育園や市営住宅、粟野コミュニティセンター、公園照明灯において、順次LED照明改修工事等を行います。
LED化により維持費の減と脱炭素化を図ります
27 【一部新規】住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金の交付【1,100万円】
【ポイント】プラグインハイブリッド車等への補助制度追加
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新たな補助制度の予算計上を行います。
既存の太陽光発電システムや電気自動車等の補助制度に加え、プラグインハイブリッド車や集合住宅用充電設備導入等の補助を行います。
プラグインハイブリッド車も補助対象に
28 公共施設の屋根貸し(PPA方式)による太陽光発電設備等の設置
【ポイント】太陽光発電設備設置工事を継続
PPA方式は、事業者が太陽光発電システムを施設の屋上等に設置し、発電した電気を施設に提供する方式で、施設側は電気料を事業者に支払います。太陽光発電システムの設置費用や保守費用は、事業者が負担します。本市においては、災害時の避難施設等に位置づけた36施設を対象施設として想定し、令和4年度末までに事業者の選定及び協定書を締結しました。なお、事業者による工事は、令和5年12月から順次開始しています。
第二中学校に設置完了した太陽光発電設備
令和6年度当初予算 「未来につなげる投資・かまがやの街づくりを加速化」 新規に取り組む特色ある事業・拡充していく事業など、詳しくはこちらからご覧ください。 (PDF:170KB)
問い合わせ
総務企画部 企画財政課
電話:047-445-1079
3 令和6年度から小学校1年生の学校給食を無償化
学校給食は、未来を担う子どもたちの健全な成長に欠かすことができない重要な役割を担っており、鎌ケ谷市では、物価高の影響から賄材料費の値上がりへの対応として、学校給食費における保護者の負担軽減を考慮し、賄材料費の公費補填や第3子以降の学校給食費の無償化を実施し、保護者の負担軽減を図ってまいりました。
このたび、子育て世帯のさらなる支援策として、令和6年4月から、小学校1年生の学校給食費を無償化するため、必要な経費を令和6年度予算案に計上しました。小学校1年生を対象としたのは、小学校入学に伴う学用品費や通学用品費など経済的負担が大きく、相対的に若年層の保護者が多いものと考えられるためです。
1 対象
小学校1年生無償化対象児童見込人数 651人
2 内容
年間を通して、学校給食費を無償化必要となる経費 約2,974万円
3 経緯
学校給食費については、平成21年度から小学校1食当たり255円、中学校1食当たり291円を保護者に負担していただき、15年間にわたり値上げをしていません。令和3年度からは、物価高騰に伴う公費補填を開始し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するなど、公費補填を拡充してまいりました。
4 今後の予定
現在実施している学校給食用賄材料費の公費補填と、第3子以降の学校給食費無償化を継続し、令和6年4月から小学校1年生の学校給食費を無償化する予定です。
問い合わせ先
生涯学習部 学校教育課
電話:04-445-5640
4 にぎわいの創出や魅力あるまちづくりに向けた土地の取得
1 趣旨
千葉県企業局は、東京10号線延伸新線跡地として、新鎌ケ谷駅前に3カ所の土地を有していましたが、このうちの1カ所は、令和5年3月23日に千葉県により公募で事業者が決定し、6階建ての商業棟および15階建ての住宅棟の建設に向けて、現在、開発行為に伴う協議が進められています。
残り2カ所については、現在千葉県所有となっていますが、市が企業誘致を行い、雇用やにぎわいの創出など、駅前にふさわしい土地活用を図るため、県有地を取得するものです。
2 土地の概要(位置図参照)
今回、市が取得予定の2カ所の土地(合計2,462.41平方メートル)は、以下のとおりです。
- 新鎌ケ谷2丁目9番7から9まで 1.904.87平方メートル
(新鎌ケ谷駅南側駅前広場に接した交番裏の土地) - 新鎌ケ谷2丁目12番15から17まで 557.54平方メートル
(市道44号線を挟んだ反対側でイオンの北側と新京成線の高架橋の南側に位置している土地)
3 用地購入費(令和6年度予算案計上額)
約6億9千万円
4 事業スケジュール
令和6年度中に土地を取得し、市において企業誘致を目指します。
10号線位置図
問い合わせ先
都市建設部 都市計画課
電話:047-445-1422
5 能登半島地震に対する支援について
1 市営住宅の提供について
住宅被害に遭われた方々を支援するために、令和6年1月11日(木曜日)から市営住宅2戸の無償提供を開始したところ、令和6年1月16日(火曜日)に輪島市から1世帯の方が入居しました。
また、更なる被災者の皆様への住まいの確保を図るために、提供住戸を1戸増やし合計3戸を提供しております。
詳細については、下記の「市営住宅の提供についての概要」をご覧ください。
2 被災地への職員派遣について
石川県珠洲市へ職員4人を派遣し、避難所運営などの支援を行いました。
- 1月19日から23日 2人 上戸小学校
- 1月25日から29日 1人 上戸小学校
- 2月15日から19日 1人 巡回支援
3 義援金について
地震で被災された方々の生活再建の一助とするため、市役所本庁舎や市内の公共施設に募金箱を設置するほか、社会福祉課窓口で義援金を受け付けております。
なお、募金箱は3月末まで、社会福祉課窓口は12月27日まで受け付けており、2月9日時点の義援金総額は約369万円で、日本赤十字社を通じて、被災地に配分されます。
市営住宅の提供についての概要
1 対象者
令和6年能登半島地震により、住宅に大きな被害を受け、居住継続が困難な方
(所在の市町村の発行する罹災証明書等で全壊、大規模半壊、半壊とされた方)
2 提供住宅
粟野市営住宅3戸(1戸入居済)
(応募状況によっては他住戸の提供も検討)
3 使用期間
緊急避難的な一時使用のため、原則として6カ月以内
(被災者の状況に応じて延長可能)
4 住宅使用料等
無償
5 入居者負担
光熱水費、団地自治会が徴収する共益費等
6 住宅の設備、生活支援備品など
住戸内にエアコン、寝具、冷蔵庫、電子レンジ、照明器具、ガスコンロ、瞬間湯
沸器、電気ヒーター等の生活必需品がないため、市負担で用意
7 申込受付
入居は受け付け順とし、順次、入居手続きを行う
問い合わせ先
市営住宅の提供について
都市建設部 建築住宅課
電話:047-445-1472
職員派遣について
総務企画部 総務課 人事室
電話:047-445-1057
義援金について
健康福祉部 社会福祉課
電話:047-445-1286
6 エスコンフィールドHOKKAIDOでの「鎌ケ谷デー」の実施について
2023年3月、北海道北広島市に、北海道日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドが開業したことに伴い、北海道日本ハムファイターズとの更なる連携強化や本拠地である北広島市との新たな交流の創出など、これまで以上に本市の魅力発信の強化や地域活性化を図ります。
令和6年度はエスコンフィールドHOKKAIDOにおいて冠試合である「鎌ケ谷デー」を実施し、試合を通じて本市の魅力のほか、梨・ふるさと産品などの知名度向上やブランドの確立などを行うための啓発活動を行い、産業振興の推進および交流人口の増加を図ります。
1 日時
- 令和6年8月28日(水曜日)
- vs東北楽天ゴールデンイーグルス
2 場所
- エスコンフィールドHOKKAIDO
3 主な内容
- 市長による始球式
- 球場内の大型ビジョン、コンコースなどでのPR動画放送
- 梨・ふるさと産品の抽選配布
- 市民観戦ツアーの実施(70人程度)
4 その他
主な市民観戦ツアー参加者特典
- スタジアムツアー(20人)
- キッズスターター(14人 小学生限定)
- プレイボールキッズ(1人)
エスコンフィールドHOKKAIDO(c)H.N.F
問い合わせ
市民生活部 商工振興課
電話:047-445-1240
7 3月20日に東部児童センターがオープンします
市では、これまで地域の子育て支援の拠点となる「児童センター」を市内五つのコミュニティエリアにそれぞれ設置し、多くの親子にご利用いただいてきましたが、このたび、未整備であった東部地区に「東部児童センター」が3月20日(水曜日)にオープンします。
なお、3月20日(水曜日)には、オープニングイベントを開催しセンターの運営をスタートします。
1 東部児童センターの概要
1 所在地
鎌ケ谷市東道野辺四丁目2番18号
2 敷地面積
2,200平方メートル
3 建築面積
595平方メートル
4 館庭面積
473平方メートル
5 建物構造
1階平屋(鉄骨造)
6 開館時間
2月1日から10月31日まで
午前9時から午後5時まで
11月1日から1月31日まで
午前9時から午後4時30分まで
7 休館日
- 年末年始(12月29日から1月3日)
- その他必要な日(清掃日、消毒日ほか)
8 施設内容
東部児童センターの施設には、大型遊具を設置したホールや、子ども達が楽しく遊べ、子育て家庭の人々が交流できる遊戯室のほか、保育室・図書室・集会室などを設置し、子ども体験教室などさまざまな子育て支援事業を実施します。
また、館庭には、複合遊具やブランコ、砂場などの遊具エリアのほか、ボール遊びができるよう、ネットフェンスで囲ったボール遊びエリアを設置しています。
東部児童センター外観
室内の大型遊具
2 オープニングイベント
地域にゆかりのある団体などにご協力いただき、児童センターの館内では、体験教室や読み聞かせなどを開催し、館外では和太鼓演奏や食べ物の物販などを実施します。
(1)テーマ
「未来あるこども達を地域の中で見守っていくために」
(2)実施日時
令和6年3月20日(水曜日)
- 午前の部 午前10時から正午まで
- 午後の部 午後1時から午後3時まで
(3)予定イベント
ア 館内イベント
絵本の読み聞かせ、YouTuber体験、コマ大会、折り紙体験コーナー、木のおもちゃコーナー、北海道日本ハムファイターズ選手手形展示、東京オリンピック聖火リレートーチ展示など
イ 館外イベント
和太鼓演奏、消防音楽隊演奏、ラーメン湯切り体験、イチゴ販売、包括連携協定締結企業や福祉事業所による出店、かまたんふれあいコーナーなど
福祉事業所による出店
北海道日本ハムファイターズ選手手形展示
YouTuber 体験
3 開館式および内覧会
(1)実施日時
令和6年3月18日(月曜日)午後2時から午後3時まで
(2)出席者
市長、市議会議員、社会福祉協議会・自治会関係者など
(3)実施内容
関係者による開館式、テープカット、内覧会
問い合わせ先
健康福祉部 こども支援課
電話:047-445-1320
8 今年も咲きました! 新鎌ケ谷地区の河津桜
市役所に隣接する新鎌ケ谷二丁目公園において、「桜の里親」との協働により植樹した河津桜が開花しました。この河津桜によりまち並みは彩られ、道行く人々に春の訪れを感じさせてくれます。
この河津桜は、平成27年から令和2年度までに実施した「桜×鎌ケ谷=魅力アップ事業」において、植樹したものです。
1 桜×鎌ケ谷=魅力アップ事業
新鎌ケ谷地区から市制記念公園周辺までを「桜ゾーン」として定め、希望した市民や事業者・団体が「桜の里親」となり、その寄附により植樹したもので、桜ごとに里親の銘板を設置しています。
2 「桜の里親」による植樹の本数 59本
このうち、新鎌ケ谷地区に河津桜を12本植樹しています。
- 新鎌ケ谷二丁目公園(市役所隣接)5本
- 新鎌ケ谷南口駅前広場 3本
- 新鎌ふれあい公園 4本
【注釈】その他の地区についてはソメイヨシノを47本植樹しています。
令和6年2月19日に撮影した河津桜
問い合わせ
都市建設部 公園緑地課
電話:047-445-1487
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問い合わせ
総務企画部 秘書広報課 広報広聴室
〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階
電話:047-445-1088
ファクス:047-445-1193