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自由が丘視察

更新日:2018年6月25日

「歩いて楽しいまちづくり」「人に楽しいまちづくり」

商店街の様子の写真

自由が丘南口地区の地図の写真

 道路が狭いため、面的な回遊を生んでいます。

 歩車道が分離されていないが道路が狭いため、車両速度が抑制され、事故が少なくなっています。

 緑道沿いの建物は壁面ラインを揃えていて、街並みの景観に有効に活きています。

 来街者に「自動車で来る街ではない」ことを認識させることが重要です。

  • ATM鎌ケ谷では・・・・

建物のセットバック等を参考にしたい。

商店街振興組合

インフォメーションセンターの写真

 インフォメーションセンターを運営していて、オフィシャルガイドブックやジャンル別のマップも販売しています。

 地域のみなさんとの窓口は事務局が行っています。

 住区住民管理があり、放置自転車対策や清掃・イベントなどは、地域のみなさんと協力しあいながら実施しています。


  • ATM鎌ケ谷では・・・

地域内で協力してできることが何かないだろうか。

自由が丘新聞

自由が丘の様子の写真

 商店街振興組合では、地域住民のみなさんに商店街の活動を知ってもらうために月1回発行・配布しています。

 ”自由が丘”に対する、地域のみなさんのまちづくり意識は比較的高いものになっているように感じます。


年間イベント

自由が丘記念碑の写真

 商店街振興組合により、元旦祭(1月)、女神祭り(10月)、クリスマスイベント(12月)など、約1カ月に1回、イベントを開催しています。イベント時には、街はいっそう賑わいを増します。


4つの交通社会実験

(1)バス・トランジットモール実験

  • 歩行者天国実施時間帯に駅前広場にバスを乗り入れる実験:歩行者は駅前広場の車道に出なくなった。駅前広場には交通弱者専用の車両のみ進入可を検討していきたい

(2)路上荷さばき車対策実験

  • 歩行者天国エリアの外側に6ヶ所駐車場を設け、台車で約140メートルの距離を移動、荷さばきする実験:業者・商店側とも問題なし

(3)放置自転車対策実験

(4)ひのき通りの交通バリアフリー対策実験

  • ATM鎌ケ谷では・・・

荷さばき車両が歩行者に「みちをあける」ことをルール化してはどうか。

放置自転車対策

放置自転車の様子の写真

 自由が丘での大きな問題点となっています。

 撤去した自転車の保管場所がなく、撤去自転車の引取りも少ないのが現状です。

放置自転車対策のカラーコーン設置の写真

 駅から200メートル以内に違法駐輪が多く、カラーコーンを置くなど対策を行っています。

 ベンチの設置は効果があるとみられます。

 現在、800台の地下格納式駐輪場を設け、PR中です。さらにもう1ヶ所、地下格納式駐輪場を計画中です。


  • ATM鎌ケ谷では・・・

 現在はあまり問題化していないが、駅前広場完成後は歩道に駐輪が多くなるのではないか。
 将来的な駐輪場の管理体制の検討は必要ではないか。
 事前に手を打つということが必要ではないか。

バスの運行(路線バスとコミュニティバス)

駅前広場の写真

路線バスと、サンクスネイチャーバスが運行しています。

サンクスネイチャーバスは、リサイクル燃料(てんぷら油)で走り、街を循環している無料バスです。賛同する人々や団体の出資により運営され、誰でも利用できます。利用者は9年間で30万人に達しました。社内広告にて事業が成立しています。


  • ATM鎌ケ谷では・・・

 コミュニティバス(ききょう号)が現在東口に乗り入れているが、将来的に西口ルートでも運行する場合を考えてみてはどうか。
 目的は商店街が潤うだけでなく、ATM鎌ケ谷でつくるみちを人々に広く活用してもらうことではないか。
 「歩行者に安全なみちづくり」から時間帯制限や安全への配慮が重要である。
 仮に、西口⇔新鎌ヶ谷駅方面のバイパスルートが良いのではないか。
 乗り降り自由、高齢者が気軽に利用できるようにしたらどうか。

ゴミ収集方法

ゴミ自動販売機の写真

 全国に先駆けてゴミ収集を民間会社に委託し、深夜から早朝にかけての戸別収集を毎日実施しています。

 指定ゴミ袋は自動販売機で購入することができます。

 夜間ゴミ収集は治安維持にも効果があり、放火がありません。


歩行者天国

緑とベンチのあるみちの様子の写真

 歩行者天国は土日・祝日の正午から午後6時までに実施していて、34年間続いています。

 来街者・商業者の8割以上が歩行者天国実施に賛成し、今後の歩行者天国の時間帯の拡大を検討しています。

 自転車を排除しても売り上げは落ちないと考えています。

 緑があり、もたれかかるタイプのガードパイプやベンチを設置して、みちがくつろげる空間になっています。


  • ATM鎌ケ谷では・・・

 ベンチは公道だけでなく、民地につけてはどうか。
 ATM鎌ケ谷では、完成する”みち”をうまく活用していくことが今後の重要な課題の一つです。
 今回の視察は、自由が丘地区の街並み・イベント・サンクスネイチャーバス・商店街振興組合の活動などをATM鎌ケ谷の場合にどう活かしていくか、活発な意見交換となり、有意義なワークショップとなりました。

問い合わせ

都市建設部 都市計画課 まちづくり室

〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎4階

電話:047-445-1433

ファクス:047-445-1400

お問い合わせメールフォーム

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