第3回 東武野田線連続立体交差事業
更新日:2021年11月9日
鎌ケ谷市の中心を南北に走る東武野田線(通称アーバンパークライン)は、大正12年に開通し、鎌ケ谷の歴史とともに歩んできた鉄道です。鉄道敷設の際、用地は寄付によって行われた、との記録があります。
しかし、周辺の宅地化や、車・鉄道といった交通需要の増加と踏切遮断による交通渋滞、鉄道そのものによる市街地の分断などから、鎌ケ谷の都市機能にとって大きな支障となっていました。
この問題を解決するため、千葉県・鎌ケ谷市・東武鉄道で、鉄道と鎌ケ谷駅を高架化する連続立体交差事業を行いました。
事業は、平成3年度から平成17年度までの14年をかけて行われ、鉄道高架化の事業区間2.4キロメートルで9カ所の踏切を除却しました。これにより、自動車のスムーズな通行が可能となった他、高架化で創出された高架下空間において歩行者通路などを整備し、市街地における貴重な都市空間としての有効活用がされています。
なお、連続立体交差事業の際、実施された東武鉄道の事業により、単線であった路線が複線になりました。
東武野田線の高架化により、鎌ケ谷駅は東西に行き来できる自由通路が整備され、分断されていた市街地の一体化を実現しました。さらに、並行して市が進めていた東武鎌ケ谷駅東口土地区画整理事業により、きれいな街並みに整備されました。
高架化前
高架化後
高架下の歩行者道路
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