ありのみ便り 令和4年1月15日号
更新日:2022年1月18日
話題の料理数々
今年のお正月、皆さんのお宅ではどんなおせち料理を味わったでしょうか。
おせち料理は、平安時代に宮中の行事で出された料理「御節供(おせちく)」に由来すると言われています。当時は、季節の節目の日に神様に料理をお供えしていました。次第に年神様に感謝する元日に盛大に行われるようになり、江戸時代には庶民の間にも広がっておせち料理と呼ばれました。
わが家の食卓に並んだのは、田作り、数の子、黒豆など昔ながらのおせちですが、最近は洋風や中華風などもお目見えしています。何十万円もする高級おせちも売り出され、何かと話題となる料理です。
おせち料理をつつきながら、「鎌ケ谷市では去年、話題の料理があったなあ」と思い返しました。
まずは鎌ケ谷高校料理研究部が考案し、市内の洋食店で販売されたテイクアウトメニューです。コロナ禍で飲食店などが大変な中、地域を活性化しようと市や飲食店などが企画した協働事業「かまがやエール飯」で、高校生たちは「パイナップルたっぷり!ハワイアンロコモコ丼」「ミートドリアライスコロッケ」など5種類のメニューを考えてくれました。これらの料理は1月、2月に販売され好評でした。
鎌ケ谷高校料理研究部は、市制施行50周年記念給食でも市内農家が作った梨ジャムを使用したレシピ「梨ジャム大学芋」を考えてくれました。この料理は11月中旬に市内小中学校の給食に出されました。
このほか、企業組合鎌ヶ谷ブランド館では7月に市特産の梨を使ったレトルトカレー「鎌ケ谷プレミアム梨カレー」を売り出しました。一昨年に販売された「かまたん梨カレー(甘口)」に続く第二弾です。市内にプロ野球のファーム球場「ファイターズ鎌ケ谷スタジアム(鎌スタ)」を持つ北海道日本ハムファイターズを通じて交流の深い沖縄県名護市のブランド豚やんばるあぐーの肉と島とうがらしを使い中辛に仕上げたカレーです。
また、市商工会・市商店会連合会・ファイターズ鎌ケ谷の会からなる鎌ケ谷ハムカツ実行委員会は、「鎌スタ」を応援するまちおこし企画を11月から始めました。「ハム」が「勝つ」から「ハムカツ」を使ったオリジナル料理を提供するもので、市内13店舗でハムカツ丼やハムカツカレーなどが食べられます。
振り返れば昨年の鎌ケ谷は注目料理が盛りだくさんでした。今年はどんな料理が話題になるでしょうか。
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