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ありのみ便り 令和4年3月15日号

更新日:2022年3月16日

議会改革

 鎌ケ谷市議会ホームページ上に1月中旬、「鎌ケ谷市議会キッズページ」がお目見えしました。小中学生に市議会の役割を理解してもらうとともに身近に感じてもらおうと掲載したページです。キッズページは小学生用と中学生用に分かれ、市議会の仕組み、用語の解説、Q&Aなどがイラストを用いてわかりやすく説明されています。実際にあった市議会ストーリーとして、小中学校トイレの洋式化の経緯がマンガ仕立てで紹介されています。大人が見てもためになる内容だと思います。

 このキッズページは、市議会の活性化を図り時代に適応させる「議会改革」の一環でもあります。鎌ケ谷市議会は平成19年度から様々な改革を進めています。主なものでは4常任委員会を3常任委員会へ再編成(同21年)、議員定数を27名から24名に削減(同23年)、インターネット議会中継の実施(同26年)など。

 さらに令和元年には、千葉県内の市のトップを切って「通年議会」を導入しました。通年議会とは、市長の招集により開かれる定例会で会期を5月から翌年4月までの約1年間とし、その間の会議は市議会の判断でいつでも開けるというものです。災害など緊急時でも市議会が臨機応変に対応できるようになりました。

 鎌ケ谷市を含め地方の政治は、住民が首長と議会議員を選ぶ二元代表制で成り立っています。首長(執行部)と議会という二つの代表が対等に向き合い協力することで地方行政は円滑に進みます。議会は執行部の仕事をチェックし、最終的に予算や条例などを決定する重要な役割を担っています。

 しかし、住民の議会への関心は高いとは言えないようです。以前、新聞記者として多くの地方議会を取材しましたが、たびたび議員から「有権者の議会への関心は、執行部への関心に比べて低い」という声を聞きました。議会は堅苦しくなじみが薄いとの印象を持たれているのかもしれません。でも、実際は住民の身近な問題を率直に話し合う開かれた場です。機会があれば会議(一般質問)を覗いてみてください。

 議場で傍聴するもよし、インターネットで視聴するもよしです。インターネット中継は市議会ホームページから視聴でき、過去の一般質問(令和元年5月会議以降)の視聴も可能です。市の現状や課題が理解できるうえ、各議員の考え方や個性も垣間見えて興味深いですよ。



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〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎3階

電話:047-445-1073

ファクス:047-445-1400

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