令和元年7月15日号(女性職員の管理職登用)
更新日:2020年4月1日
女性職員の管理職登用
大阪市で6月28、29日に「G20サミット」が開かれました。日本、米国、ロシア、中国、インド、欧州連合(EU)など世界のGDPの8割以上を占める19か国と1地域統合体の首脳が参加した世界経済の方向性を決める会議です。
会議では、貿易やデジタル化など喫緊の課題のほか、環境、保健など経済成長に影響するテーマも議論されました。その中で「女性のエンパワーメント」についても話し合われました。エンパワーメントとは「力をつけること」という意味です。
各国首脳たちは、女性の労働参加率の向上、女子教育の支援強化、女性の起業家やビジネスリーダーの関与の重要性を指摘しました。女性がどんどん社会に参画して十分能力を発揮できる世界にしようということです。このG20サミットで話し合われたテーマは鎌ケ谷市も積極的に取り組んでいます。
その一つが、市の女性職員の管理職(課長相当職以上)への登用です。平成30年4月時点の女性管理職は18人で全管理職に占める割合は20.7%。千葉県内37市の中ではトップで、2割を超えたのは鎌ケ谷市だけです。今年4月の人事異動でも市初の女性部長2人を含め19人の女性管理職が誕生し、割合は21.8%にアップしました。
男女間で差別があってはならないのは人権尊重の面から当然です。あらゆる分野で女性が男性と対等の立場で活動できる社会を目指さなければいけません。特に、少子高齢化に伴い労働力不足が懸念される日本では、働く場で女性がより一層活躍できるようにする必要があります。女性の潜在能力を生かすため、意思決定に携わる管理職への登用も不可欠です。
鎌ケ谷市は今後も管理職登用を含め、女性が活躍できる場づくりに努めていきます。
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