令和元年10月15日号(読書は「出会い」)
更新日:2020年4月1日
読書は「出会い」
10月27日から11月9日(文化の日を中心にした2週間)は「読書週間」です。
読書週間は終戦間もない昭和22年、出版社や書店、公共図書館、報道機関などが協力して「読書の力で平和な文化国家を作ろう」と始めた運動です。今やすっかり定着し、秋の恒例行事となっています。
手軽に本と出会える場所の代表が図書館。鎌ケ谷市立図書館は本館と各地域の分館の計6館で、合計約30万3600冊の本をそろえています。また、一般向け、児童向けの図書展示や児童書・絵本の読み聞かせ会など様々なイベントも開いています。特に子ども達が読書に親しむよう、中高生向け新聞の発行や小学生に図書を紹介するブックトークなどの活動に力を入れています。これらが評価され、今年4月には文部科学大臣表彰を受けました。子どもだけでなく、大人も市立図書館へ出かければ、きっと、お気に入りの一冊に出会えると思いますよ。
市立図書館の平成30年度の利用者数(延べ人数)は約11万7500人で、貸出冊数は約38万6500冊。残念ながら利用者数、貸出冊数ともに数年前より減っています。以前から社会全体では、レジャー・余暇の多様化やインターネットの普及などを背景に「活字離れ」「読書離れ」が指摘されています。市立図書館もその影響を受けているでしょう。
でも、読書は様々な「出会い」を提供してくれます。有限の人生において、一人の人間が知り合う人や訪れる場所の数には限りがありますが、本を読めば心の中で時間と空間を超えて多くの人や場所と出会えるのです。感動を伴う読書は人生を豊かにしてくれます。図書館へ足をお運びください。
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