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鎌ケ谷村の誕生

更新日:2018年6月25日


こども鎌ケ谷っていつできたの?

おとうさん明治5年(1872)の戸籍法の制定によって千葉県は16の大区と90の小区に編成された。各大区・小区には、扱所(役所)が置かれ、区長・戸長が選ばれたんだ
 明治11年(1878)、郡区町村編制法によって大区・小区制が廃止されると、新たに郡役所と数町村を単位にひとつずつ戸長役場が置かれるようになるんだよ。

こども役場ってずいぶん前からあったんだね。

おとうさんそうだね。町村制は明治22年(1889)の大日本帝国憲法の発布に伴って実施されたんだ。千葉県の方針は、資力の乏しい町村を合併、300戸以上の単位を基準にして新しい村をつくるというものたった。
 この方針のもとで、佐津間・粟野・初富・鎌ケ谷・道野辺・中沢に、印旛郡根村から軽井沢を加え、合計七つの地区を合わせて新しく鎌ケ谷村が誕生した。村名は宿場があったために知名度の高かった鎌ケ谷村を使うことになったんだよ。
 村役場は木下街道沿い(現・鎌ケ谷三丁目7番)に置かれ、平屋建てで15坪の大きさだというから、ちょうど学校の教室ぐらいの広さだね。

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