村から町へ、そして市へ
更新日:2018年6月25日
昭和27年の町村合併促進法により、鎌ケ谷村周辺の町村も再編成が進められる。
昭和33年、鎌ケ谷村は町の標準人口8,000人を超えていたこともあり、周辺の村々との合併もなく町制が施行された。町制施行時の人口は1万1498人、世帯数は2252戸だったんだ。その鎌ケ谷町は東京近郊ということもあり、昭和40年には人口40,000人を超えるまちに発展する。
市になったのはいつなの?
昭和45年3月、地方自治法の一部が改正され、それまで市となるために必要だった人口5万人以上という条件が、都市としての要件を満たしていれば3万人以上でもよいことになったんだ。
この法律は特例法であるとともに、昭和45年3月から47年3月までの時限立法だったので、鎌ケ谷町ではさっそく「市制準備委員会」を設立し、市制施行のための準備に入った。
大忙しだったんだね。
そして昭和46年9月1日、千葉県では24番目の市として、鎌ケ谷市が誕生した。市制施行時の人口は4万4760人、地帯数は1万2176戸だったんだよ。市制の施行により行政規模が拡大、合わせて大都市近郊の住宅都市として年を追うごとに人口も飛躍的に伸び、平成3年6月には人口9万6079人、世帯数2万9737戸という規模にまで発展したんだ。
すごいや。20数年間で倍以上になったんだね。昔の人たちがいまの鎌ケ谷を見たら、なんて思うかな。
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