ありのみ便り　令和2年10月1日号

　今、社会は新型コロナウイルスを「うつさない、もらわない」ため、新しい生活様式に取り組んでいます。

　暑くてもマスクを着用し換気のため窓を開ける、人混みを避ける、並ぶ際は他人との間隔を取る、食事の際のおしゃべりを控える、などなど。社会的動物である人間の生活様式をなるべくお互いに接しないように変える、というのですから慣れるのは大変です。

　働き方や教育の場でも新しいスタイルが現れています。多くの企業や大学などでは、自宅でインターネットを通じて会議に参加したり講義を受けたりするテレワークやオンライン授業を取り入れています。対面とは勝手が違うので戸惑いもあるようですが、みんな試行錯誤しながら「コロナ時代」に対応しようと努力しています。

　鎌ケ谷市も新しい試み「オンライン講座」を導入しました。毎年、参加者に会場まで来てもらって開いていた「地域づくりコーディネーター養成講座」を今年はネット上で行うのです。

　オンライン講座は「地元づくり術入門講座inかまがや」で、10月8、22日と11月5、19日の4回に分けて配信されます。テーマは「コミュニティ・つながりの重要性」「地元で活躍する市民活動・コミュニティの実践事例」などで、ネットを閲覧できる通信環境さえあれば、市ホームページ上の申込フォームに登録することで視聴でき、参加費は無料です。当日、会場へ出向く必要はなく3密（密集、密接、密閉）を避けられるうえ、配信後は期間内であれば、いつでもどこからでもパソコンやスマートフォンで視聴できるので便利です。

　実は、このオンライン講座の紹介を兼ねたオープン講座が9月10日にオンライン開催され、その動画が市ホームページ上で公開されています。市民活動に携わる専門家2人が対談形式で「コロナ時代の地域のつながりとは？」のテーマで熱く語り合っています。

　まずは、こちらの動画をご覧ください。地域コミュニティや街づくりに興味が沸いた、もっと知りたいと思われた方は、ぜひオンライン講座も受講してみてください。オープン講座の動画は市ホームページ上の「募集情報」のページから視聴できます。

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