「新議員の登場」 平成31年4月22日
更新日:2020年4月1日
「通年議会」を導入
石井選挙管理委員長(右)のあいさつを聞く24人の新議員
鎌ケ谷市議会議員選挙の投開票が4月21日に行われ、新しく24人の市民の代表が選ばれました。令和時代の始動とともに新議員の登場です。
男女別内訳は男性21人、女性3人。15人の現職に対し、新人は9人とフレッシュなメンバーがたくさん加わりました。投票率が40.94%と過去最低だったのは残念でしたが、新議員には市政発展のための活躍が大いに期待されます。22日には市役所で、石井君雄選挙管理委員長から一人一人に当選証書が手渡され、ベテラン、中堅、新人に変わりなく全員が真剣な面持ちで受け取っていました。当選証書は市民からの負託の証です。
さて鎌ケ谷市議会では新議員決定に加え、もう一つビッグニュースがあります。それは、5月から千葉県内の市では初となる「通年議会」を導入することです。これまで定例会は年4回開催されていたのですが、今年度からは年1回の開催で、会期は5月から来年4月までの約1年間となります。ただ、毎日会議を開くことは現実には無理なため6月、9月、12月、3月に集中的な審議期間を設け、必要ならその時期以外にも会議を行うことになります。
市議会は市長が招集する決まりなので、これまで年4回の開催は、その都度招集されてきました。しかし通年議会の導入により、市長が5月に一度招集した後は議会の判断でいつでも会議を開けるようになります。審議時間を十分に確保できるうえ、地震や台風など大災害をはじめとする突発的事案にも対応可能です。議会がより主体的、機動的、弾力的に議会運営を行うことができるのです。
地方政治は住民が直接選挙で首長(市長)と議会議員を選ぶ二元代表制で、市長と議会は「車の両輪」に例えられます。対等な両者が、適度な緊張関係を持って政策を論議し協力することにより市政という「車」は支障なく前に進むのです。新メンバーで新制度(通年議会)に取り組む鎌ケ谷市議会が、市長(執行部)との新たな共同作業をスタートさせます。
鎌ケ谷市議会の会議は議場で傍聴できるほか、市ホームページからインターネット中継を見られます。市議会での論議は、各議員の考え方や個性などがよくわかり興味深いです。また、市の抱える課題や目指すべき姿などを理解するのにも役立ちます。ぜひ、24人の新議員の活躍ぶりをご覧ください。
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