福太郎スタジアム 令和元年5月27日
更新日:2020年4月1日
ピカピカの陸上競技場
レンガ色のトラックと緑色のインフィールドが鮮やか
改修工事が3月に完了した福太郎スタジアム(陸上競技場)に行ってきました。
真夏を思わせるような日差しを浴び、レンガ色のトラックと緑色のインフィールド、その上に引かれた真っ白なラインが輝いていました。まるでピカピカの真新しい競技場のようです。
陸上競技場は昭和63年に建設されましたが、老朽化によりクレイ(土)のトラック、天然芝のインフィールドともに痛みが進んだうえ、霜柱の影響で冬季は使用できないなど使い勝手の悪い状態が続いていました。このため、中学校の陸上競技大会は近隣市の競技場を借りて開催していました。
そこで、昨夏から抜本的改修工事を行い、全天候型ウレタン舗装のトラック、人工芝のインフィールドを備えた競技場に生まれ変わりました。5月からは一般利用が開始され、少年サッカーやグラウンドゴルフに使用されています。改修費用は約5億円。うち約1億4,000万円は、スポーツ振興くじの助成金で賄いました。
長さ400メートル(8コース)のトラックを歩いてみました。厚さ13ミリのウレタン舗装は適度な弾力があります。ゴールライン横には、着順がはっきりわかる写真判定装置が設置されています。本格的ですね。このほか、走り幅跳び・三段跳び助走路と砂場、砲丸投げピット、走り高跳び、棒高跳びスペースが整備されました。ハードルや高跳び用マットなどの備品をそろえ、今年度中に日本陸上競技連盟の第4種公認を取得する予定です。もう他市の競技場を借りなくて済みます。
インフィールドの人工芝は長さ6センチ。根元部分から厚さ4センチに渡り衝撃を吸収するゴムチップと砂が敷かれています。大人用のサッカーコートなら1面、子供用なら2面とれます。小中高と土のグラウンドでサッカーをしてきた「昔サッカー小僧」からすれば、人工とはいえ芝の上でボールを蹴ることができる環境はうらやましい限りです。芝ならもっとうまくなれたかも…などと思ってしまいます。
好記録や好プレーには良い環境(競技場)が不可欠で、「新生福太郎スタジアム」にも期待が高まります。でも、それ以上に大切なのは市民が気持ちよく体を動かせる場所として整備されたことでしょう。日本では今年ラグビーワールドカップ、来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。スポーツ熱が一層盛り上がるこの時期、福太郎スタジアムも新しくなりました。
福太郎スタジアムの利用料金(市内団体)は2時間で一般5,000円、学生2,500円です。どんどん使ってください。
ゴールライン横の写真判定装置
前方後円墳のような形状の砲丸投げピット
子ども用サッカーコートが2面とれる
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