新鎌ケ谷高架駅舎の供用開始 令和元年6月8日
更新日:2020年4月1日
進化し続ける「新鎌」
赤が鮮やかなコンコースの入口
新京成線新鎌ケ谷駅の高架駅舎の供用に際し、6月8日に見学会が開かれました。
新京成線の北初富駅西側から初富駅南側まで約3.3キロの高架化事業は、平成29年度の下り線(津田沼方面)供用開始に続く新鎌ケ谷高架駅舎の完成で大詰めを迎えています。上り線(松戸方面)の工事も順調に進んでおり、いよいよ今年度中に全区間の高架化運行が実施されます。
これまで新京成線の新鎌ケ谷駅は、改札口など駅舎機能を北総線と共用してきましたが、高架駅舎の供用により独自のコンコース、改札口などを通ってホームに出入りできるようになります。営業開始は16日からです。
見学会当日、参加した92人の市民と一緒に新駅舎を見てきました。コンコースの柱やエレベーターは躍動感をイメージした鮮やかな赤色。自動改札機は車いすが通れるもの1台を含め4台設置され、券売機は最新機種が装備されます。また、駅員が対応する改札はガラス張りで見通しが利くシースルー改札で、車いすの人や子どもにも配慮した高さのカウンターも用意されました。コンコースにはコンビニエンスストアも開業します。
見学会では、コンコースの壁に明治前期から平成30年まで計9枚の新鎌ケ谷駅付近の測量図や航空写真も展示されていました。建物などが見当たらない土地に道路や線路ができ、やがてぽつぽつと住宅やビル、商業施設が建ち、そして現在の「新鎌」に整備されるまでの変遷の様子がよくわかりました。
今年度中の高架化で、新鎌の整備は一つの節目を迎えます。でも、新鎌の「進化」はこれで終了ではなく、まだまだ続きます。新鎌ケ谷駅構内の北総線側と新京成線側をつなぐ通路は、幅約16メートルの「新鎌ケ谷駅南北自由通路」として整備する計画です。また、駅南側に隣接する県所有地の有効活用方法についても県と協議を行っています。
南北自由通路を含めて駅南側の整備が進めば、新鎌は今以上に便利で魅力的な「賑わいの場」となるでしょう。進化した新鎌を見るのが楽しみです。
最新の発券機とシースルー改札
新鎌ケ谷駅付近の変遷がわかる歴代の航空写真
将来は、北口から南側に通じる自由通路ができる
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